東大生が小学生の頃に好きになった本達【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた】
先日の記事で、”怪盗ルパン”の紹介をしましたが
実際に子ども達が小学生の頃に読んだ本を元に
おすすめのものを紹介します。
中でも、好きだったという本の一部を紹介させて
いただきます。
子ども向けの本は、ふりがなが付いているため
自然とたくさんの漢字を覚えることができるので
本当におすすめです。
シートン動物記
どちらの子どもに聞いても
「小学生の頃に好きだった本は?」と
尋ねると、「シートン動物記」
という答が返ってきました。
動物を愛したシートンという作家が記した
46話が全8巻に収められていて、2人とも
小学1年生の放課後にすべて読んだとのことでした。
わが家にもある第1巻の「オオカミ王ロボ」は
最も有名で感動的です。
実際にあった話であり、ロボの絵や写真は
ニュー・メキシコ州にあるシートン博物館
に大切に保存されていると記載されています。
小学4年生までに習う教育漢字を使用とありますが、文字が大きくふりがなも振ってあり、挿絵も魅力的。低学年で十分読めます。↓
レ・ミゼラブル
言わずと知れた「ああ無情」としても有名な作品。
ミュージカルなどで観る機会もあるかと思いますが
本は、主人公や登場人物の細やかな心情、機微が
描かれているのが魅力。
母親である私自身も、小学生の頃、夢中になって
読んだ「ああ無情」の感動は、忘れることができません。
ストーリーへの興味から、子どもを深い物語の世界へといざなう、うってつけの本です。
原作はかなり長いようですが、このシリーズは長過ぎず、ふりがなも振ってあるので、小学生も親もおもしろく読めます。
ギリシア神話、王子とこじき、タイムマシン
ギリシア神話、王子とこじき、タイムマシンも
面白かったと挙げていた長男。
ギリシア神話は、わが家に2種類あります。
○こちらは、小学校3、4年生向け↓
○理論社の方は、ゼウスの子アテナが語る、英雄ペルセウスの物語。
神話の世界って、こんなに愛憎が深いものだとは。
大人が読みたくなります。↓
王子とこじきは、「トム・ソーヤの冒険」でも
有名なマーク・トウェインによって書かれた
物語です。
ごみため横丁の貧しいトムと、イギリスの王子が
互いのくらしをしてみたいと思い、服を交換して
入れ替わってみると…。
記憶に新しいヒット作「君の名は」では
男子と女子が入れ替わるという設定でしたが、
「王子とこじき」は男子同士、しかも
顔がうり二つの少年が入れ替わるという
設定の古典名作となっています。
これも小学4年生までに習う教育漢字を使用とありますが、ストーリーの魅力や文字の大きさ、ふりがなから、小学校の低学年でも十分読めるのではないかと思います。↓
タイムマシンは、H.G.ウェルズの不朽の名作。
タイムトラベラーという概念は、昭和世代には
懐かしい「時をかける少女」(筒井康隆作)もそう
でしたが、子どもをワクワクさせて話に引き入れてくれるものです。
小学中級から、とあります。↓
今回の本は、いかがでしたでしょうか?
家に残っている本だけで紹介しましたが、
子ども達は、母親がフルタイムで働いている間に
本を読んだり、キャッチボールをしたりと
自由な時間を過ごしながら、成長していました。
ふりがながあれば、対象学年がもっと上であっても
読むことができますし、漢字も覚えます。
そして、本を読むことは情操教育として、
数値では測りきれない発達をもたらしてくれます。
主人公のいろんな人生を疑似体験することで
想像力や共感力を養い、感受性も豊かにして
くれるのです。
では今回は、このへんで。
○おまけ…
小学生の頃に読んでいたマンガもひとつ紹介します。
ドラえもん映画を必ず見ていました。これはオールカラーです。↓
☆東大に入ると思っていなかった小学生の頃に
2人の子ども達が読んでいた本について ↓
☆東大子育てエッセイを書こうと思った経緯はこちら↓
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