慟哭という歌
今回は、
工藤静香さんの慟哭(どうこく)という歌の歌詞について。
夕飯を食べながら、TBSの
「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ」という番組を見ていました。
番組の中で、工藤静香さんの慟哭が紹介されました。
女性(自分)は、相手の男性のことが好き。
でも相手の男性は自分のことを友達だと思っている。
その相手の男性から、彼女が出来たと告げられた時の苦しみを歌った。
その中でも、一番切ないと言われていた歌詞がこちら
それを見た夫がこう言いました。
「これってさ、
①お前は本当に無理だからってわかって欲しいからすぐに伝えた
②本気で大切な友達だと思ってるから一番に報告をした。
2つ意味が取れるよね。」
…どっちでも辛すぎる。
①はまず論外で、
②だとしても、「彼氏が一番仲良くしている女友達」なんて、
一番最初に嫌われる存在なんです。危険分子扱い。
いずれにしても、
「女友達」と「彼女」とでは
友達のなかでたとえそれが「一番の友達」でも、
「恋人として選ばれる人」とは天地の差なんですよね
実はとても有名な歌であるのに、この番組で初めてしっかりと耳にした私が偉そうに言えるものでもありませんが、
私自身がこの歌詞の女性と同じ経験をしたので、かつての苦い思い出が浮かび上がり、チクチクとしました。
一番仲が良いという自信がありました。
一番、彼のいろんな顔を知っている自信がありました。
けれど彼女と一緒に居るときに見せた彼の深い愛情を持った眼差し、
自然と彼女の肩を抱き寄せる仕草…
私には眩しすぎて見られませんでした。
それは突然のことでした。
その方は、見た目も中身もイケメンで、
「この人の彼女になる人は幸せだろうな」と思っていましたが、
「お前はトモダチ!家族と言うか弟みたい」と言われて、
心のどこかで私は彼女にはなれないんだと分かっていました。
家族と言われて心の距離の近さを感じて嬉しくもありましたが、
女性として見てもらえない悲しさも同時にありました。
「彼女ができた」
それを聞き傷んだ心が、まさに好きである証拠だったのだと今では思います。
ずっと連絡を取り合っていたのに、
その子の話題は出てこなかった。
私の知らないところで愛を育んでいたんだというショック…
それでも
「家族だと思ってもらえるのであれば、
彼女さんができてもこのままお友達でいてくれればいいや。
なんなら彼女さんと3人で仲良くご飯とか行けたらいいな」
くらいに思っていました…
ところがほどなくして、彼女から私の存在が嫌がられてしまい、
一番仲が良いと思っていた彼は私を着信拒否にしました…。
完全に ”私<彼女” を突き付けられましたね。
ショックでショックでショックでした。
しばらく男性とは誰ともかかわりたくありませんでした。
私がもっと女性らしく振舞っていれば彼女になれたの?
友達だと言われても諦めず、恋愛対象になる努力をしていれば彼女になれたの?
後悔の連続でした。
今はその教訓を活かし、
「私には男女の友情を成立させることは無理」と割り切っています。
友達以上、恋人未満の関係を、好きな人と長く続けている方に言いたいです。
いつかその人はあなたと友達でいてくれなくなります。
・恋人になり、ゆくゆく結婚するか
・誰かのものになり、自分との縁を切られるか
なのです。
もしもあなたが相手の方に好意があるのであれば、友達ではなく恋人を目指してほしいです。
あけっぴろげにしすぎない。
きちんと女性の1人として振る舞い、意識してもらうこと。
私ような失敗の無いようにしていただければ幸いです。
私の経験が、この世の誰かの参考になれば御の字でございます。
皆様の人生が、
理想以上のものになりますように…🙏✨
最後までご覧いただき、ありがとうございました🌹