冨永愛さんから学ぶ反骨精神
日本を代表する世界的トップモデル、富永愛さんには成功するまで壮絶な過去がありました。
彼女の半生を描いた「愛なんて、大っ嫌い」を読んで、反骨精神をバネに世界のトップに這い上がったストーリーを読みモチベ爆アゲしました。
冨永さんの母親は結婚と離婚を繰り返し、3姉妹の父親が全員違うという環境で育ちました。
幼少期は超貧困に苦しむとともに、身長が高いことから、小学校と中学校の頃は「宇宙人」というあだ名で壮絶なイジメにあいました。
その後、単身ニューヨークにいって、モデルを目指すものの、モデル業界がまだ多様性という考えがなく白人中心の世界だったこともあり、「アジア人」という理由で何度も、何度も差別体験を受けます。
しかし、彼女は、イジメ、理不尽な想いや差別体験によって卑屈になったり、押しつぶされるのではなく、悔しさを逆にモチベーションに変え、成功をつかみました。
彼女の著書の中で学生の頃イジメてきた連中に対して、「アイツら、絶対許さない。トップモデルになって絶対ぶっ殺してやる。」と思ったそうです。
ニューヨークで、オーディションを受ける時も、ライバルのモデルたちに対しても「あんたらには絶対負けない」と「心の中で喧嘩をふっかけた」そうです。
富永愛さんの這い上がる為の最大のモチベーションは、怒りであり、復讐心です。
私自身の話しと富永愛さんの話しを同じようにするのは、あまりにも僭越ですが、私も子供のころ、白人しかいない学校でジヤップ、ニップ、チンチョンチャイナマン等と呼ばれ、アジア人として壮絶な差別を受けました。
海外では「アジア人」として差別を受け、15年も海外で生活していたので帰国してから、また、「帰国」や「外人」として、変なヤツ扱いされました。
それこそ、自分のことをバカにしたヤツらを見返したくて、ろくに日本語もできないのに猛烈に勉強して慶応大学に入りました。
慶応に入学してからも、よりによって内部進学者と外部進学者を分別する慶応カースト制度が最も厳しく適用される体育会に入ってしまった。
私は、小学校から大学まで学生時代、常に居場所のない感覚をあじわってきました。
でも、私は絶対に卑屈にはならない。
富永愛さんのように、大切なのは、怒りや復讐心を強烈なモチベーションに変えることだと思います。
マウントされた時、ディすられた時、パワハラされた時、いじめにあった時。理不尽な目にあった時こそ、傷ついて、憎んで、ハングリー精神を発揮して這い上がるしかない。
最強の復讐は、富永愛さんのように自分を馬鹿にしたヤツらが到底追いつけない程、圧倒的に高いところにいくことではないでしょうか。
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