年齢を言い訳にしない
自分の夢を実現するには、早すぎるということも、遅すぎるということもないと思います。
夢へ向かう年齢は、早ければ早い程いい。
しかも、年齢を重ねれば、重ねる程、人生の選択肢は、狭まる一方です。
しかし、自分の夢を実現するのに、「遅すぎる事は絶対にない」です。
年齢を言い訳にしない
マックの創業者レイクロック氏は、営業マンとして散々失敗を繰り返しながらも、53歳で創業しました。
床屋チェーンQBハウスを創業した小西國義氏は、55歳で創業して、今や年商200億円の企業に育て上げました。
アンパンマンを書いたやなせたかしさんは、長い下積み生活を経て、57歳ではじめて花開きました。
伊能忠敬は人生50年時代に、55歳から17年かけて、日本各地を歩いて72歳で日本地図を作り上げるという偉業を成し遂げました。
ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネルサンダーズは、2度の倒産を経験した後、65歳で創業しました。
始めるのに遅すぎる事はない
「始めるのに遅すぎる事はない」と言う名言を残したのは、ケンタッキーフライドチキンを65歳で創業したカーネルサンダースさんです。
カーネルサンダースは、世界で初めてフランチャイズビジネスを手掛けた偉大な方です。
今では、全世界100カ国以上で2万店舗以上展開している世界的に有名な、誰もが知るファストフードチェーンです。
カーネルサンダースは、母親の再婚相手がいわゆる毒親で、10代で家を飛び出しました。
そのこともあり、学歴は、当時でいう小学校卒業程度でした。
20代と30代は、機関士、電車車掌、ペンキ塗り、保険外交員、秘書、ガスランプ販売員、タイヤセールスマン…等特定のスキルを得ることなく、職を転々と変えるような人間でした。
そして、30代になり、新たな就職先を探すのに苦労したこともあり、ガソリンスタンドの経営に乗り出します。
しかし、40歳手前、世界的な大恐慌で会社倒産と自己破産を経験し、全財産を失います。
その後、カフェの経営にも乗り出しますが、運悪く、火災でお店を失い、再び全財産を失います。
カーネルサンダースの人生は、大成功を収める70代までは、決して順風満帆のものでは、ありませんでした。
フライドチキンそのものを売るのではなく、フライドチキンをつくる為のレシピを売るという、ケンタッキーのビジネスモデルも、仕入れする資金がないことから、生まれた発想です。
彼は、ガソリンスタンド、カフェ経営時代から
つくっていた評判のフライドチキンのレシピを教える代わりに契約店舗から、チキンが売れたら1本5セントをもらっていました。
こうして、レシピの権利を販売するという、フランチャイズビジネスの原型が出来上がりました。
あきらめ知らずの心
当時は、フランチャイズという存在しないビジネスを販売していくわけですから、怪しい者扱いされ、断られ続けます。
しかし、創業して8年、その努力が実り、ついに、73歳の年に500店舗を超える契約数を獲得して大成功をおさめます。
今では世界で人気のケンタッキーも、最初は、仕入れする資金もなく、フライドチキンを売っていたのではなく、レシピを売っていました。
お金がなくても、知恵を絞れば、起業はできます。
また、カーネルサンダースは、65歳まで、2度の倒産を含む、散々の失敗と挫折を経験しながらも、73歳でついに夢を実現しました。
カーネルサンダースのように、長い紆余曲折の末、やっと人生の花が大きく開くことだってあります。
大器晩成型という生き方もあります。
カーネルサンダースのように、年齢や過去の失敗や挫折を言い訳にせず、自分の夢にチャレンジし続けられるような「あきらめ知らずの心」を持ち合わしたいものです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
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