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人を動かす文章が書けるようになる3原則
文章と聞いて抵抗のある方ある程度はいるのではないでしょうか?
この記事を参照しているということは、少なからず関心があり、些細なことでも悩まれている方多いのではないでしょうか?
文章は読み手がいてこそ価値のあるものです。
まずはその点を踏まえた上で”1原則だけでも”持ち帰っていただきたいです。
今回はまず「人を動かす文章の共通点」である3原則をご紹介します。
原則① 「あれこれ書かない」
え、これだけ?
と思うかもしれません。しかし、今回は人を動かす文章をテーマにしています。
あえて短い文章で相手の”想像力”を利用し、行動に導くようなテクニックになります。
書き方のポイントは、
「自分が何を伝えたいか」ではなく、
「この文章を読んだとき、相手にどんな行動を起こして欲しいか」
で考えること。
これは主軸が自分ではなく相手側(読み手側)にあるのが重要なポイントになります。つまり、「したくなる文章」を書くことです。
そしてもう一工夫加えてみましょう。
「あなたが一番尊敬する人物とは?」
これを読んだ相手はどうしますでしょうか?
これが相手の想像を利用するテクニックです。
情報がワンフレーズで不足しているため、読み手側は想像や予測で判断するという習性を利用しているのです。
難しいことはありません。
伝えたいことを1つに絞って、したくなる文章を読み手側に立って考える。
その思考こそ、人を動かす文章を書く上でのベースになります。
原則② 「きれいに書かない」
人は感情を持っています。それを揺さぶるような文章を書くのです。
これはあらゆる文章に共通している部分になります。
これはあくまで人を動かす文章を書くためのベースになるということをお忘れなく。
便箋を例にあげてみましょう。
✖︎「冷え込む季節になりましたが〜...ご繁栄を心よりお祈り申し上げます」
⭕️「これ、作家の〇〇さんも使っているらしいよ」
もし上記のように、欲しくないと思っていても、尊敬している人が使っているものだとしたらどうでしょうか?
良いもの(情報)をもらったという気分になりませんか?
挨拶や品物の紹介を並べるよりは、こちら側に興味のあるものに刺さるような一言が添えられていることで、より深く印象に残ります。
実は小綺麗で利口な文章文章はあまり読まれないことがこれでわかります。
このように、人を動かすのは「感情」であるという心理をついています。
要は、例で挙げたように、”話しかけるように書く”ことが重要です。
是非、お試しあれ!
原則③ 「自分で書かない」
この一言だけではわかりにくいと思います。
これは、文章を書く前にその良し悪しが決まってしまうためです。
詳しく説明していきましょう。以下に例を挙げてみましょう。
タイトル:「パートナーの方が稼いでいる。そんな悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか」
「私がオススメするメソッドを身に付ければ、効率よく時間をマネジメントできるようになります。ビジネスマンの"サボり時間"は、1日47分。平均通勤時間は片道58分。合計で毎日約3時間ほどの時間を活用しないわけにはいきません。週末に家事をやっている時間、私にください」
この文章は少し要約していますが、ぐさりと刺さるはずです。
これは「行動や言葉などから相手の心理を読み取り、思うままに誘導する技術」というものです。
書いた文章には必ず読み手がいます。
どんな人が読むのか、読み手にどんな行動を起こしてほしいのか。
この点に注意を払う必要があります。
これらの点については、事前にSNSやメール等のやり取りである程度の情報は手に入るでしょう。その情報をもとに、読み手の心を読むことを心がけることが大切になってきます。
刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にあるのです!
<まとめ>
今回は重要な部分をピックアップして説明していきました。
この3原則を1原則でも明日から活用しましょう!
詳しくは、今回参考にした本を読めばもっと深い本質を知ることができます。実は本の3割ほどの内容を読めばこの知識は得られますよ。
さらに、今ならアマゾンプライム会員はkindle版無料で読めます!
さらに、原則③の内容は「伝え方が9割」の内容とも被る部分が多かったです。それほど重要な点だということになりますね!
私が呼んだのはマンガでわかるシリーズの「伝え方が9割」ですが、内容は短いのに十分すぎるくらいです。