ちょっとの工夫でNoからYesに変える3ステップ
今回はちょっと角度を変えて、良くつまづきやすい項目にメスを入れてみたいと思います。それは「伝え方」です。まずはその基本「No」と言われやすい方向けに言葉の装飾を届けたいと思います。私自身もどんどん実践していこうと思います。
Step① 自分の頭の中に浮かんだ言葉をそのまま出さない
あなたは自分の求めていることや頭の中に浮かんだ言葉や感情をそのまま口に出していませんか?すべてがそれでうまくいっていれば良いですが、すべてがそうではないです。
まずは「頭で思ったことをそのまま口にするのはやめる」ことです。
これは出そうになった言葉を一旦口の中に残しつつ、「待てよ、このまま今の言葉を出してもいいものなのか?」と一瞬でも考えることが重要です。
感情的になってすぐ言葉が出てしまいそうな場面でもこれを出来るだけ実践しましょう。
Step② 相手の頭の中を想像(予想)する
次は今の自分の発する言葉で相手はどう考えるか、あるいは普段は何を考えているかを想像します。
例えば、あなたが旅行に行きたいと相手に伝えたいとします。
しかし、そのまま口に出しても相手は面倒くさいと思われてもおかしくありません。そこで相手が「Yes」と答えそうなものを想像します。
1つ挙げるとしたら、相手の好きな場所を知っているならそれを付け加えてみましょう。海を眺めるのが好き、山から眺める風景が好き、自然が多いところが好きなど色々あるはずです。
このように何が好きなのか、他には何が嫌いか、どんな性格をしているかまで情報を引き出して整理してみましょう。
Step③ 相手のメリットと一致するお願いをつくる
Step②の情報をもとに言葉をつっていきましょう。
ここで大切なのは相手の文脈でつくることです。
例えば、「山から眺める風景が好き」「自然が多いところが好き」であるならそれを含めた言葉をつくりましょう。
「私今気になっている、森林やいろんな植物のある気軽に行ける山があるんだけど一緒に行ってみない?」
このように相手の望んでいることなので、「Yes」となる可能性は高いですよね。
ここでポイントなのが、自分に対してもメリットがあるということ。
“私今気になっている“ということも含んでいるからです。
これが自分と相手のメリットが一致する瞬間ですね!
お願いをするときは常に相手がいることを忘れずに。
答えは自分だけでなく相手の中にもあるのです。
<まとめ>
今回は単純ではありますが、実践すると効果抜群だと私は考えています。
私の中ではお互いのメリットを「妥協点」とも表現出来るものだと思っています。この方がお互い不満は少ないですよね?
まずは初めの一歩として実践・行動してみましょう。
今回参考にしたのもマンガでわかるシリーズです。この内容がマンガでわかるならお得ですよね!