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思いがけない団欒
今年の夏休みは、子供たちの予定がまちまちで一同に集まるのは難しいと思っていた。
今春、就職した長男、専門学校に入学した次男それぞれが軌道修正をすることになり、長女も合流し思いがけなく家族全員が揃うことになった。
ちょうど一年前は次男が精神的に変調し、団欒どころではなかったが、今年は、みんなで久しぶりに今後の将来について語り合うことができた。
長女も4年前は精神的に落ち込み身動きできない状態になっていたが、単身で見知らぬ街に飛び込んで人脈を築き、複数の食の仕事を積み重ねてきた。
昨年夏に作ってもらった長女のカレーが特に美味しかった記憶にあったのでまたカレーをリクエストした。
ココナッツミルクとトマトをふんだんに使った魚カレーで暑い日であったが美味しくいただいた。
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また、前日の晩御飯の韓国風焼肉の残りものをさりげなく活用して韓国風海苔巻きキンパを作ってくれた。私は海苔巻きの端が大好きなので端ばかりいただいた。
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瓜と胡瓜にスパイスを効かせた一夜漬け
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夜行バスに乗って帰る夜の夕食のデザートは、タピオカ粉を寒天で固めたものに生姜シロップを垂らし、クコの実を載せた爽やかな品であった。
限られた時間に沢山作ってくれて翌朝も味わうことができた。
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長女も3年間がむしゃらに複数の仕事を廻しながら突き進んできたが、将来のことを視野に入れながら来年は1つの仕事に絞りこんでいきたいと語っていた。
長男は、改めて自分史を書く中で自己分析をして、自分の適性を見極めている。彼は加藤諦三先生のテレフォン人生相談をよく聞いており、最近は、加藤先生の復刻版の「俺には俺の生き方がある」という本を愛読している。
加藤諦三 | 俺には俺の生き方がある</br>大和書房 創立60周年記念 だいわ文庫 Classics (katotaizo.com)
次男は、先ずは次男自身の心身の状態を安定にするために規則正しい生活、体調管理能力を高めていく中で少しづつ仕事を探していく最中。
家内は、3年間勤めてきた職場を退職して、子育てに関わる分野でより長く働いていける働き方を模索し、必要なことを学びはじめた。
私もまた来春で再雇用期間が終了し、新たな節目を迎える。
家族それぞれが節目を迎えつつあり、それぞれがそれぞれの持ち味を発揮していけるように願うばかりである。
タピオカに枸杞の実のせて秋の虹
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