#81 新ケアマネジャー決まりました。
<#64 8ヶ月間音信不通のケアマネージャー、交代について相談始めました。その1>を8月24日にアップして以降、本件について更新出来ずにおりましたが、お蔭様で母の新マネジャーが決まりました。難儀と捉えられているケアマネージャーの交代。検討中の方のご参考になるかもしれない、と思い私の場合を綴らせていただきます。
交代を考えるまでの経緯
叔母、父、そして母を担当して頂いていたケアマネジャーさんを交代していただきたいと思った理由は、2023年12月31日以降、私とは音信不通。サービスの選定が、母や家族である私の意向に添った対応をする、というよりも、ケアマネジャー自身が良かれと思ったことを独断で決める。
父の特養入居により一人暮らしとなった母。短時間のデイサービス2日では、人に触れ合う機会が少なく日数を増やす必要性を感じていました。また、自宅入浴も難しくなってきたことから、入浴ができる一日型(実質、日中の半日ですが、このタイプは1日と呼ばれています)への通所の必要性も感じていました。これらの相談をするため、音信不通のケアマネジャーではなく、新しいケアマネジャーを見つけて、母の意向を確認しながら対応を進めたいと考えていました。
元々、叔母(=母の妹)と父の介護サービスの窓口は母が担っていましたが、2年ほど前に私にバトンタッチしました。当時利用していたデイサービスに加え、ショートステイの利用をしたく包括支援センターに相談に行きました。その際、母との関係性に疑問を感じていたため、特にこちらの交代希望理由は述べないまま交代希望も相談しました。そこで、「交代しない方が良い」というご意見をいただき、面倒な人物になることでもないか、交代については引き下がり、ショートステイ利用、更には特別養護老人ホーム入居について話を進めました。
昨年の初夏から父の入居する特別養護老人ホーム探しをスタートし、年末に入居先が決まり、年始に入居することが出来ました。入居先が決まるまで、更には入居に際しての介護タクシーの利用に関する相談が決定打となり、昨年末から前ケアマネジャーさんと音信不通となりました。
#64 8ヶ月間音信不通のケアマネージャー、交代について相談始めました。その1> でAIちきりんさんに相談した結果について触れましたが、ご提案いただいた第三者へのメディエーションをお願いするにあたり、社会福祉コーディネーターの方にメールをし、アポイントメントを取ってお尋ねし、これまでの経緯をご説明すると共に、今後の対応についてお伺いしました。
社会福祉協議会 社会福祉コーディネーターの方より示唆いただいたポイント
・包括支援センターに事前連絡をすること
・何故ケアマネジャーの交代を希望するかの理由を明確に伝えること
・反対された場合、反対理由を聞くこと
小一時間お話しを聞いていただき、上記のポイントを教えていただくとともに、包括に相談するとケアマネの所属する事業所が記載された冊子をいいただける。その冊子を活用して、自身でケアマネージャーを探すことになる、とご教示いただきました。
包括支援センターへの連絡
社会福祉コーディネーターに関する情報紙を見てから相談のEメールを送るまでの2ヶ月ほどの期間を置いてしまいましたが、コーディネーターの方に面談いただいてから、包括に相談するアクションを起こすまで40日ほど放置しました。職場で「せっかち」「前のめり」と評価いただいており、プライベートでもせっかちですが、今回は動きが鈍かったです。
包括支援センターでの訪問・相談
男女2名の方にご対応いただきました。記録を残す決まりがあるようで、前回の相談を踏まえて対応くださいました。業界内のことで、前担当ケアマネさんをご存知で、相談内容を聞き、男性の方が中座して電話をかけて下さったところ、通話ができケアマネの意向を聞くことができました。
・お嬢さん(=私)は父親の対応で負担が大きいから、私(=ケアマネ)が母親を担当し分担性として捉えていた。
・母親の認知症が進んでいるので、次回の通院予約日に同行するつもりでいる
この前ケアマネさんの回答に頭が????????となりました。分担性にしよう、という提案はされたことがなく音信不通。
通院には毎回、私が付き添っている。
ここを伝えたところ、付き添いしていることを知った包括支援センター担当者の方は、ケアマネジャーを交代する必要性に理解を示してくださいました。
新ケアマネジャー、見つけていただきました。
男性職員の方の「前ケアマネさんの性格からして、絶対に連絡が来ると思う」との推察通り、包括を出てすぐに、SMSが届きました。
ケアマネを探すにあたり、お勧めの事業所のご教示を依頼すると、知らないので、包括に聞いてみるとのことでした。
ケアマネ自体のご紹介をお願いしているのではなく、業界人としてお勧めの事業所をお伺いしているとお尋ねするという数回のやり取りの中、結果的に、前ケアマネが包括に丸投げしてくださり?!、本来は当方で1件1件電話をかけて探し回るべきところ、包括の方がその役割を担ってくださるとお申し出をいただき、有難くお願いしました。
ここまではトントン拍子でしたが、包括の方から3週間ほど音信不通が続き、焦らず怒らず「ご連絡メール見落としているかも」と婉曲的にお尋ねしたところ、難航しているとのことで、条件の確認がありました。当方、コミュニケーションがスムーズに取れる方以外には、性別他、どなたでもOKとお答えしたところ、そこから数日のうちにご紹介いただきました。
今度は、新しいデイサービス探し、難航中
ケアマネジャーが見つから、包括の方同席のもと、担当者会議の実施いただきました。現在、短時間の運動を目的としたデイに週2で通所していますが、現状の病状を踏まえた担当医のお勧めは、食事と入浴付きの1日型デイサービス利用です。そこで、こちらについて相談したところ、本人の希望=顔見知りの方がいる、週2回通所曜日がインプットされていることの2点から、現在のデイに加えて1日型の1日追加することになりました。
曜日の関係で通所できるデイが限られ、また、なぜか母が「1泊する」と理解していることから、この条件に合う通所先を探して下さっています。
参考書籍のご案内
Voicyで<ほぼ1日1冊、おもしろくてためになる本の話>を発信くださっている、講談社所属の碓氷早矢手さんが、仕事ではなく推し事として発信くださっている番組ですが、そこでご紹介くださっている書籍をご案内します。こちらは偶然、講談社の本ですが、身近な人、主にはご両親でしょうか?に介護が必要になった際に、どのようにして介護保険を使い、どのように申請して、介護サービスを受けるか、の流れを解説くださっています。
自身は叔母の介護サービスを受けるにあたり母が対応しているのを間近で見聞きし、また、父、そして母の申請等で流れは知っていましたが、今回話題にした、ケアマネージャーの交代に踏み出すタイミングで、碓氷さんの放送をお聞きし、1冊手元に置いておこうかな、と購入しました。
万一の備えに、これから介護サービスを申請したい方向けの書籍です。厚み1CMくらいですが、流れが把握できるので、介護するにあたり何か1冊購入しようかな、という方の選択の1つにしていただくとよろしいかと思います。
最後に
ケアマネジャーの交代について、事細かく紹介しシリーズ化するつもりですが、更新が滞り、結果報告と合わせて、次の展開についてになりました。引き続き、介護、については話題にしていきます。
以上です。