りんごアイドル辻野あかり~♪
たべるんごのこのうた
(作詞:バチ、作曲:わんさかP)
りんごあいどる つじのあかり~
ごびのんごは とかいのはやりー
じっかはやまがたりんごのぉーか
すきなぁーー たべものはらーめん。
りょーしんおもいのすなおなこ
ひょーじょお~ ゆーたかで かわいいね
あこがれとふあん たのしさかかえ
めざすはきんしょー (トントン)
よろりんご~~
【「たべるんごのこのうた」について】
私がニコニコ動画の総合ランキングで「たべるんごのうた」に気づいた際に、ちょうど公開されていたばかりだった動画が「たべるんごのこのうた」です。
タグからニコニコ大百科の「辻野あかり」の記事を見て「ふ~ん。へー、ゲームのキャラか」と思っていたところ、この「たべるんごのこのうた」を見たことで「辻野あかり」のキャラクター設定に興味を持ちました。
「辻野あかり」はネタキャラではなく、もしかして美少女アイドルなのかと思いはじめたのは、「さくらんごのうた」を見てからです。
「ボイス選挙」に興味を持ったのは、「ムンナイんごのうた」と「カノンごのうた」を見てからです。
「たべるんごのうた」で踊りながら山形りんごの宣伝をしている女の子「辻野あかり」を、童謡・牧歌的な曲調にのせて紹介する歌が「たべるんごのこのうた」です。
【「たべるんごのこのうた」の好きなところ】
・「語尾のんごは都会の流行り?」
ネットスラングである「ンゴ」ではないことを伝えたうえで、都会への憧れを持つ女の子であることを伝えています。少し世間知らずなところが分かるのもポイントが高いです。「都会の流行り」が「辻野あかり」と同じ韻を踏んでいるのも好きです。
・「実家は山形りんご農家」
なぜりんごアイドルなのか、なぜ「山形りんごをたべるんごー」と熱心に宣伝をしているのかがこの一言で分かります。後の「両親想いの素直な子」の歌詞につながるのもポイントが高いです。
・「好きな食べ物はラーメン」
そこはりんごじゃないのかよというツッコミどころです。ニコ動のコメントで「山形はラーメンの消費量が日本一だから」と流れたのも素晴らしいです。
『山形はラーメンの消費量が日本一だから、あかりがラーメン好きなのは仕方ないよな…』『違う…違うんだエレン。あかりがラーメンが好きなのはおれのせいだ。おれがかわいい女の子が音をたてておいしそうにラーメンをすする姿が見たかったからなんだ。おれを殺してくれ…』 (握手) 『おれは進撃し続ける。この世のアイドルの頂点に「推し」を届かせるまで』『ライナアアアァァァァァーー』
最近は「進撃の巨人」関連が好き(再ブーム)です。
進撃のパロ動画(音MADとか)がまた流行ったらいいなと思っています(上のセリフ改変はかなり雑ですが)。
「エレンポイント」を発見した「あにまん」の民は偉いので、「楽園」送りになってほしいです。
・「両親想いの素直な子」
両親と仲がいいことが分かります。上京して芸能界に入るとなると、心配する親と喧嘩をして喧嘩別れみたいな形で親元を離れるパターンもありますが、この子はそうではないことが分かります。「素直な子」なので、「んご」とか真に受けてしまったんだろうなというのを感じさせます。
・「表情豊かでかわいいね」
ゲームでの「辻野あかり」はコロコロと表情が変わることを教えてくれます(「たべるんごのうた」は表情が3パターンくらいしかありません)。頭のピョコピョコも感情に合わせて動くことを、ニコ動のコメントで知りました。
・「憧れと不安、楽しさ抱え」
都会に出てきてアイドルになって浮かれているのかと思えば、不安を感じており、応援したい気持ちにさせます。不安ながらも楽しさを抱えていることから、前向きな子であることが分かります。
・「目指すは金賞!」
「辻野あかり」はアイドルの頂点を目指していることが分かります。調べてみると、山形りんごは、生産量が青森産に圧倒的に劣りますが、日本一おいしいと評価されているりんごもあるようです。一番になれるかは分からなくても、やると決めたなら一番を目指すタイプであることが分かります(私はそういう人は好きです)。
・「よろりんご!」
たべるんご以外の「語尾のんご」の使い方が分かります。「りんご」で終わっているのもポイントが高いです。
【作詞:バチさん】
バチさんは「たべるんごのうた」の作者です。デレマスに登場するアイドルの名前でそのアイドルの似顔絵を描くという特技(文字ドル)を持ちます。
2020年1月11日に「たべるんごのうた」を公開していますが、この「たべるんごのこのうた」が公開されたのは3月1日です。動画説明文の中で「私がごめんなさいをするとしたら辻野あかりに対してだから」といった趣旨の発言があって、どういう経緯で動画公開に至ったのか興味が湧いて以降、Twitterを検索してバチさんのツイート芸を見ていました。
現在は「たべるんごのうた」関係のツイート(バチさん、メカPさん、屋良斗さんの3氏を中心としたツイート)が、togetterにまとめられているので、興味がある方はぜひ見てほしいです。
「事実は小説よりも奇なり」というくらいに、フィクションを超えるような展開への当事者たちの当時の反応が分かっておもしろいです。
「たべるんごのうた」が「ネット流行語100」に選ばれた際に、「梅澤めぐ」さんのツイートをパロったのが、個人的には一番好きなツイートです。
【作曲:わんさかPさん】
バチさんは高いイラスト能力とワード選びのセンスを持ちますが、作曲ができません。そこを補ったのが、わんさかPさんです。
わんさかPさんの動画の中で、制作したオリジナル曲に合わせて「辻野あかり」のARと一緒に踊っているものがあり、変わった人だな(嫌いじゃないよ)と思いました。「辻野あかり」のために色々なオリジナルソングを作っていましたが、一番心が惹かれたのが「vsりんごろう(最終決戦)」という動画です。イラストがとても想像力をかき立てられて好きです。この人が描く「辻野あかり」の絵をもっと見たいと思って以降、Twitterを検索してわんさかPさんのツイート絵を見ていました。
#ユニ募(辻野あかり、砂塚あきら、夢見りあむ)を中心とした2コマ・3コマ漫画はおもしろく、過去分はpixivにまとめてあったので、興味がある方はぜひ見てほしいです。
最近は嬉しいことに「辻野あかり」や「あかりんご」でツイートする方も多くなりました。わんさかPさんの漫画は、現在はTwitterの検索で見つからないです(私はTwitterのアカウントを持っていません。どうやらもうTwitterはやめられたようです)。
ぜひニコニコ動画に漫画を公開してほしいです。静画のほうは見ないので、動画のほうで、探しやすいようにゲームのアイドルマスタータグで公開してほしいです。BGMは漫画の雰囲気に合ったものがいいです。
自分勝手なお願いですが、いつか公開されたらいいなと思います(動画でオリジナル漫画をBGM付きで公開してはいけないというルールはないでしょう)。
以上のとおり、「辻野あかり」の内面性に最初に興味を持たせてくれた「たべるんごのこのうた」について、文章を書いてみました(原作どおり「辻」は「2点しんにょう」にしたいのですが、便宜上「辻」で書いています)。
「たべるんごのこのうた」を一度も視聴したことのない方には、一回見てみようかなと思ってもらえたら、うれしいです。
気に入ったら、ぜひ「山形りんごをたべるんご♪」
長文になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。