ついに、オープンダイアローグ 開始!
ついに、ある医療機関にて、
僕のためのオープンダイアローグを始めることになりました。
オープンダイアローグの対話会や勉強会に参加するようになってから4年経ち、
ようやくのことでした。
僕がオープンダイアローグに興味を持ったのは、
視力矯正の不具合を改善するために専門家の方々と対話的な関係を築きたいと思ったのがきっかけでした。
僕は視力矯正の不具合を抱えているため、
悩んでいます。
その不具合を改善するために、
消費者や患者という立場では限界を感じてきたため、
専門家の方々と、
対話的な関係を築き、
視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を行いたいと考えるようになりました。
その具体的な方法を探しているときに、
オープンダイアローグを知り、
問題を抱える当事者と、
専門家や関係者が、
対等の立場で、
その当事者が抱える問題を解決するための対話を行う、
という発想が良いなと思い、
興味を持ちました。
その想いを実現するために、
オープンダイアローグの色々な勉強会や対話会に参加しながら、
視力矯正の不具合の改善に協力して下さる専門家を探していました。
しかし、
協力して下さる専門家の方は見つかりませんでした。
また、
オープンダイアローグの対話会や勉強会で、
視力矯正の専門家の方々と、
対話的な関係を築き、
視力矯正の不具合を改善していく活動や研究を行いたい、という発想を理解してもらったり共感してもらうことが、難しい現実がありました。
それでも何度か自分のためのオープンダイアローグを開いて頂いたことや、勉強会、対話会などで自分が発案者(語り手)になる機会はありました。
しかし、
今回のように医療機関にて行うのは初めてでした。
「医療機関」と言っても日本の医療制度ではオープンダイアローグは治療法として認められておらず、
自由診療で行われるため、ある程度、高額な費用が掛かります。
費用は掛かりますが、
精神科の医師2人と対話できるのは、
とても有り難い時間です。
そして、
眼科医ではありませんが、医師の方々との対話なので、
今までより対話のレベルは上がり、
医療の問題について、具体的に対話を深めていく展開となりました。
とはいえ、
1回目のダイアローグ で何か新しい気づきや具体的な提案があったわけではありません。
1回目の対話が終わったことで、この対話の場に眼科医や視能訓練士などの専門家を呼ぶことなど、
具体的な提案がお二方から出てくるかもしれません。
いずれにしても、
まずは、ようやく、
1回目のオープンダイアローグを開くことができました。
視力矯正の専門家の方々と対話的な関係を築き、
その不具合を改善するための活動や研究を目指して、
対話の場を続けたいと思います。