誰もやらないことをやり遂げたら、それはもう一番だ!
52nd Brazilian Congress of Radiology and Diagnostic Imaging (CBR23)に参加してきた。
これに参加することになった経緯はこちらにまとめてあるが
要は日本人の放射線科医が行きたがらない類のものであったらしい。
ついこの間日本に一時帰国していた時に、大学の同級生と飲み会があり
仲の良かった男友達に私は尋ねた。
「ブラジルの学会に招待されたら行く?」
そしたら彼は「行かない」と即答した。
「なんで?」と聞くと
「ブラジルは危ないし、遠いから。」
やっぱりそうだよね!
それが普通の反応だよね!(笑)
でも私、一応女子だし、3歳の娘いるし
オファー受けたのちょっと偉いなぁと思い始めると
ふとある出来事を思い出したのであった。
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その昔、放射線科の医局でトライアスロンに出るのが流行っていて
泳ぐのが得意な私は、リレーでスイム(1.5km)を担当して何回か大会に出たことがあった。
それだけで引く人もいるかと思うが
一度ハーフディスタンスであるが、サンポート高松トライアスロンで
スイム(750m)・バイク(20km)・ラン(5km)を完走したことがある。
完走が目標だったので、タイムは全く良くなかったが
突然「入賞しているよ」と連絡を受けた。
要は25〜29歳女子で、大会に参加し、完走したのが私ひとりであった、というわけで
なんだか立派な盾まで貰ったのであった。
この出来事を思い出し
出たのもエライが、完走したのもエライ!
今度も完走できるよう頑張ろうと思えたのであった。
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実際に英語での講演4つ
直前まで日本におり、娘の面倒もある中での準備は想像以上に大変だったが
今回も私は完走した!
男女参画とか女性推進活躍とか
全くそういう息の根のかかっていないところで
ただ自分のガッツ(と家族の協力)で
誰もやらないことをやり遂げたのであった。
もうだから、一番だよ!
これまで何回か「自分ってよく頑張ったなぁ」と思ったことはあったが
今回も歴代の頑張りランキングに加えられるものであった。
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また私はへんてこなポジションにいて
レールから外れたキャリアを積み重ねているが
アメリカに住んでいるおかげで、国際交流は全く問題なし!
飲み会の会話も、講演でもウケたのだ!
そう思うと、自分の何を活かすことができるようになるかはわからないものだ。
よく頑張りました!
お疲れさまでした!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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