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20代、わたしの半分は”あきらめ”からできていた。あなたは?

物心ついてから20代のころまで
わたしには「あきらめる」クセがありました。


今回は、どうしてあきらめるクセがついてしまったのか?
について紐解いていきたいと思います。



結論を言ってしまうと
幼少期に母親から尊重されず


「この人に何を言ってもムダだ」
「わたしの意見には耳を傾けてくれない」


と学んでしまったからです。




この癖のせいで、
「どうせわたしにはできない」
「わたしなんかにはムリ」と


挑戦もせずあきらめたことがたくさんあります。



例えば、


・高校生になったら携帯電話を買ってもらうこと
・バンドを組んで路上ライブをすること
・初めて自分から好きになった人に告白すること
・教員採用試験に本気で挑むこと
(試験を受けてはいたが、形だけで自分が受かるイメージがわかなかった)
・教職から一般企業への転職 


などなど。。。 



ところが、
養護教諭(保健室の先生)として働き始めた2年目。



同じく養護教諭の先輩であるT先生との出会いが、
あきらめグセを変えてくれたんです。



その年、他校から異動してきたT先生は50代で
母親より少し年上の女性でした。

年齢的にも経験的にも大先輩だったので、
当時のわたしは
「T先生の方針に合わせ、言われたことに従おう」
と思っていたんです。



いつものように、自分の意見なんか言わずに
「はい」と「そうですね」で乗り切ろうと思っていました。



ところが、このT先生は仕事の方針や物事を決めるとき
「飯田さんは、どう思う?」と
いちいちわたしの意見を聞いてくるんです。


まるで対等であるかのように。 



今までそんな人に出会ったことがなかったので、衝撃でした。

年齢もキャリアもだいぶ上なのに
わたしに伺いを立ててくれ、
2人で決めていこうというスタンスを示してくれました。




始めのうちは戸惑いましたが
「この人はわたしの意見を聞いてくれるんだ⁉」
と嬉しくなって、
だんだんと自分が思っていることを言えるようになりました。



すると、あきらめることが普通だったわたしに変化が訪れました。




今まで何に対しても無気力で
「どうにでもなれ」と投げやりに生きてきたのに、
希望ややる気が出て
生き生きとした人生を送れるようになったんです。




30代後半の現在は、
「とりあえずやってみよう」が口癖になっています。 

あの時のわたしからしてみたら、考えられないことだと思います。 




と、こういうストーリーがあり。。。


やっぱりあきらめグセの原因は
母親からずっと言われ続けていたことや態度が影響しているんだな
と思いました。



考え方のクセって、
たいてい幼少期に作られているんですよね。


わたしの場合は
母親に自分の意見を聞いてもらえない、
尊重してもらえないことでした。




人間関係を学ぶ基本は家族です。
1番近くにいた母親から


「あんたは私の言うことを聞いていればいいの!」
「子どもがえらそうに意見するんじゃない!」

と言われて育ったら、


そりゃあ
「自分の気持ちなんてどうでもいいことなんだ」
「どうせこの人に何を言ったって分かってもらえない」

と考えるようになりますよね。



わたしは幸いにもT先生と出会ったことで、
幼い時にしてもらえなかった
「尊重される」という経験をやり直すことができました。



幼少期の親との関係の築き方は、
大人になって人間関係の築き方につながります。



親に尊重されずに育って来た人は、
大人になって苦しむ人が多いと思います。


今わたしは、自分の子どもを育てていますが、
わたしが口にする言葉や態度が
この子に影響を及ぼすことを肝に銘じ
「子どもであっても尊重する」ことを常に意識しています。




もし、過去のわたしと同じように
人間関係が上手くいかないと悩んでいたり
あきらめグセがついていたりする人は、


幼少期の親との関係性を紐解いていくと、
原因が分かるかもしれません。




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飯田さくら@生きづらさ改善コーチ
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