身体との対話
今月前半、上半身の身体の後ろ側が固まって動かなくなってしまうという事態に見舞われた。
寝ながら、口コミのいい、近所で最短距離の整骨院をググり、電話をして空き時間を狙って行く。
どうしてこんなになるまで
ここまで固くなるのは相当がんばらないとならない
リラックスが全然足りない
と柔道整復師さんに、通ってる間に何度も言われる。
私は何かに集中すると、どうもやり過ぎの傾向あるみたい。身体がこうならないと気が付かない。
恐らくそんな時は呼吸も浅かったのだろう。
暑くなり始める少し前から、内観のノートを書くことに集中していた。
少し前に、なんの脈絡もない場面で、整理を付けられたと思っていた呪いの言葉が繰り返し脳内に再現されることがあった。
心から怖い思いをしたのだろう。呪いの正体を知るために、年齢をさかのぼり、なるべく具体的に、場面や回数を思い起こしながら書いた。
同じことを何回も書いていたこともある。なるべく克明に鮮明に炙り出すことでしか、癒えないような記憶を抱えていたのだと思う。
カフェや家で書いていて、根を詰めてしまっていたようだ。
座る姿勢が続く、首肩背腰に力が入る。ペンを握る力が入る、気付かぬうちに冷房の風に長時間当たりっぱなしになる。席を替えてもらうのを忘れる。
何気なく行っていた動作。そして少し前の5月にも、一度背中が固まって動けなくなった。
辞める仕事の引き継ぎで、何としても出勤しなければと、応急処置のつもりで鍼治療を受けてしのいだ。
あちこちちゃんと治さなければいけませんよ、と言われたが、そのままにしていた。仕事を辞めてのんびり過ごせば自然と治るだろうと。
6月から休みはじめ、昨年の病の治療後、検査の数値は良くなっていたし、
歯の治療も大掛かりだったけれどやっと落ち着いてきたし、
食べ物や歩いて脚を動かすことには気を遣っていたのだが、腰から上の身体のケアに意識がいっていなかったようだ。
備忘録も兼ねて、これからもずっと必要だと感じることを残しておこうと思う。
同じ姿勢を続けない。30分続いたら姿勢を変える。
巻き肩になりやすい。肩甲骨を動かす運動を行う。
なるべく上体をそらす。
スマホ首、という言葉があるように首が前に出がちになる。顎を引いて今より少し首の位置を後ろにとる。横から見て耳、肩、腰、くるぶしが一直線になるように、意識する。
顎を引くだけで背筋(はいきん)が使える状態になるらしい。鏡のあるところで自分の姿をチェックする。
様子を見ながらゆっくりと首を回したり動かす。
(首がガチガチになりがちだったので、ホント様子見ながら)
首を冷やさない。特に冷房の下では首を保護する巻くものなどを用意する。
YouTubeをみながらいろいろなストレッチ等を試すのが好きなのだが、ある動作が合わなかったようで、身体を痛めるきっかけの一つになった。
情報は玉石混合なので、今回の柔道整復師さんに言わせると「ラジオ体操」(第一だけでいい)がオススメなのだそうだ。
ひとまず朝やっている。腕を振り回したり、身体を回す運動が気持いい。
朝晩どちらか、どちらかだけなら夜だけやって、疲れをとるのがよいそうだ。今のところ、夜はストレッチをしている。
ダイエットと同じように、どんな運動がその人に合うかは、人それぞれだと思う。同じ運動にしてもやり方や、どこまでやるかもその人のそのときの状態によってベストは違う。
なので、自分の身体の状態を感じながら。
身体と対話しながら。
とはいえ、新しい情報を探るのは大好物なので(笑)いい感覚を受けられて、状態がよくなる
ものは取り入れたい。
(整復師さんにはナイショ、笑)
なまじ昔は柔軟性があったという自負があり、かなり油断していた。でも身体は変化する。過信禁物。
重いものを持って長時間歩かない。
「ついで」行動をついやってしまうけれど、
歩くなら買い物前または荷物は軽くする。
副交感神経を使う。
手短に出来ることとしては呼吸。
深呼吸をする。息を吸って、吸うのと倍の時間をかけて吐く。
プランクやろう!(いきなり呼びかけ調😅体幹を鍛える)そのあとは、コブラのポーズなどで伸ばすことも大事。腹筋が固くなって前かがみに縮むと、腰痛に拍車をかけてしまう。
腸腰筋を伸ばす。
ストレッチのやり方を教わったが、なかなか意識しづらいのが「腸腰筋」ではある。
水分を摂る。体内を循環させるために。
夏でもなるべく常温以上で。
特に季節が本格的に変わる頃が、私は苦手なようだ。昨年から、体調不良がいろいろ起きていて、不調1/3復調2/3くらいだろうか。
不調になる前から、身体と対話をする時間が必要なんだな。
どうしたい?何をやめたい?
昨日何かした?
そして必要なケアをする。
身体はビンテージもの。
この魂に器として縁あって巡り会えた宇宙からの贈りもの。
経年的な変化で、柔軟性を維持するための動作がより必要になって来たようでもある。
身体の声に耳を澄ます。何より信頼する私の相棒(身体)と仲良くやっていきたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。