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親知らずとマラソンと

2日ほど前から左下の親知らずの調子が悪い…
歯肉が腫れてきたんです。
この感じは数年に一度起こる症状で、受診すると「あー、疲れが溜まって弱いところに出てるんだねぇ」と言われる、ある種恒例の違和感になっています。

自分的には全然無理してるつもりはないんですが、体力が落ちてるんですかねぇ…
腫れてきたことに驚きを隠せませんでした。

そんなコンディションで迎えた今日は、人生2度目のハーフマラソン大会当日。
緊張しいの私ですが、そこに輪をかけるかのように不安と心配を固めたかのような親知らずを抱え、大会を迎えました。
大丈夫かなぁ、ちゃんと走れるのかなぁ…
不安しかありませんでした。

でも会場に着いたら、みんななんだかニコニコしてて、写真を撮ったり準備体操したり、ジョグしたりして、会場を包む雰囲気がとても温かく前向きで、心配顔の人はいませんでした。

私も会場で一緒に走る仲間に合流し話をしているうちに、なんだか色々大丈夫な気になってきました。どうとでもなりそうだなって。
こんな楽しそうな中にいて、不安な顔してるのはもったいないぞと。

そう思うと楽しい気持ちがもくもく湧いてきて、見ること聞くことやってること全てが楽しくなってきました。すっかりお祭り気分です。
我ながら単純なやつだと笑えてきました。

そうこうしているうちに開会式も終わり、いざスタート。
スタート地点で何気なく足元を見ると、芝の上にハートが!
幸先の良さを感じました✨

見えますか?

走り始めると思いのほか身体が軽く、いつもよりスイスイ走れました。
ご飯食べてきたからパワーが出たのかな?
汗が途中からあまり出なくなって脱水?!と焦りましたが、給水所に助けられて無事ゴールできました。

結果は目標としていた2時間半以内に入れ、自己ベストを更新することができました。
結果も嬉しかったですが、何より道中楽しく走れたことが1番嬉しかったです。
辛いとか苦しいとか思わずに走れたことが。

思い起こせば8ヶ月前、2km走るのもやっとな私が21kmを走り切ることができるようになるなんて、思ってもいませんでした。
今日走り切ることができたのは決して自分の力だけではありません。
弱気になっている私を気にかけてくれる人や応援してくれる人、一緒に楽しんでくれる人など支えてくれる仲間がいてくれたからだと実感しています。
仲間って本当にいいですね。

気がつけば不安が消えていったのに合わせるかのように、親知らずの腫れも引いていました。
ふしぎ…
明日からまた元気に噛みちぎれそうです笑

思い切って挑戦した今回の大会、出られて本当に良かったです。
せっかくなのでこれからも、色々なことにチャレンジしていきたいと思います。
考えてばかりいないで、まず動く。
その方が絶対楽しいので♪