判断を誤らせたもの、バセドウ病
母の膵臓癌が発生したのは2016年の秋頃、
自覚症状の出る1年ほど前です。
ちょうどそれと同じ時期、母は「もう一つ」病気をしていました。
母は「バセドウ病」に罹患していました。
甲状腺ホルモンが過剰に作られるため
新陳代謝が活発になり過ぎ、疲れやすく、体重が減り、
動悸がする病です。
体重が急激に落ち、ガリガリになったので
ガンを疑った母は検査に行きましたが、
その結果ガンではなくバセドウ病だと診断されました。
幸い薬がよく効き、すぐ体重が戻り、
母はまた元気になりました。
この時、私はこのバセドウ病が母の生涯で一番重い病気になるだろうと思っていました。
しかしこの「バセドウ病」の1年後、再び母の体重は落ちだし、それは本当に癌による体重低下だったのです。しかし私も母も「バセドウ病がぐずついているのだろう」程度に考えていました。
まさかバセドウ病でガンと騒いで、疑いが晴れたその後に
「本物のガン」が迫ってくるなど思っても見ませんでした。
ガン発病推定時期とバセドウ病がほぼ被っていたことに、何か
2つの病気に相関関係があったように思います。
医学の知識がないのでなんとも言えませんが…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?