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うちのかわいい1歳半次男の言動まとめ

以前、「長男まとめ」を書いた。
今回は「次男まとめ」を書いておこう。
公平を期して、忘れないうちに。


この記事は、いたずら大好きやんちゃかわいい次男1歳半の、言動をまとめた小ネタ集である。
おもに、未来のわたしがこれを読んで、思い出をふりかえるために書いている。

途中途中、親ばかなコメントやつっこみが入るところもあるが、そこは「どの親も我が子が一番かわいいと思っている原理」に基づいて書いているとおもって、ひとつ見逃していただいきたい。

・クリーム事件

…なんか、大人しいな。

夕方、いそいそとご飯づくりをしながら、カウンター越しにリビングを除くと、絵を描いている長男の奥で、ひっそり座り込んで、うつむいている次男が見えた。
んん?なにをしてるんだ?

大人しいときは、大抵「悪さ」をしていることが多い次男。
でも、どうやらおもちゃで遊んでいるように見えたので、そのまま声をかけずにご飯を作り続けた。

しばらくして、キッチンにとことこと足音が近づいてきた。
隣を見ると、「ん、ん」とおもちゃを持ってくる次男がいた。
「これ、やりたいの。おっけー」と受けとって。

べとり。

べとり?
おもちゃには、べっとりと白いクリームがついていた。
よく見ると、服にも白いもの!

あ!こいつ!やりおったな!
あわてて、リビングにいくと、おしりかぶれ用の蓋つきクリームが、きちんと開けられ、中の白いクリームは根こそぎマットに塗りこまれていた。
ぎええ。

笑うしかない。
笑うしかないんよこういうときは。
工作のりでの前科もあるので、長男に「次男ちゃん、またやったよ」と笑いながら言うと、長男は「あらー」と言ってくれた。
慣れてる反応。


・赤い実

毎朝、長男を園に送り届けたあと、そのまま次男と散歩をする。
寒い日も、小雨の日も。
車を降りるや否や、だっと小道をかけだしていくのだ。

散歩コースはだいたい同じで、家の周囲をぐるりと一周。
近所の信号を眺め、溝の穴をひとつずつのぞき、通りゆく車をいつまでもいつまでも見続ける。

そんな散歩コースには、冬になると「ナンテン」の赤い実がよく見られる。
次男はその実を見つけると、いつも立ち止まって指をさす。
自信満々に、発見したと教えてくれる。
たまに、地面に落ちているのを拾ったときは、側溝の穴にそれを落とす。

その指差す姿を見ていると、それはそれは誇らしそうで。
どの家にも大抵ある「ナンテン」の赤い実が、すごく羨ましく思えてくる。
うちの庭にも、植えようかしら。


・託児恐怖症

1歳になるまで、だれに抱っこされてもにこにこと笑うタイプだった。
だから、託児も預けやすくて、何度か利用させてもらった。

ところが、1歳近くになると、人より強く「人見知り」を発動。
用事で託児をするときは、車から降ろすと号泣するようになってしまった。

次男の号泣は、悲しさ≦怒りだ。
きいいいいいええええええ。
ぎいいいああああああああ。
金切り声でのたうちまわり、抱っこしているのに「く」の字に折れる。

しかも厄介なのは、託児だろうと託児じゃなかろうとこれなので、買い物や新しい遊び場に行ったときなどは、周囲の目が気になる気になる。
車から、きいいいええええと叫ぶ1歳を落とさないように抱え込み、顔は平静を装って、すたすたと建物に入るわたしを、皆さんはどう思っておられるんだろう。
虐待してないですよ、というアピールに「よしよし、大好きよ」とつぶやいておく。

ああ次男よ、早く泣かなくなっとくれ。


・なにかと強い

アマプラで「多摩動物園の世界」というのを見たとき、オラウータンの水飲みシーンが出てきて、「次男やん」と思った。失礼かごめん。

でも、それは悪い意味ではなくて、動物らしい本能的な動きみたいなものに、次男を感じてしまって、感激したのだ。

次男を見ていると、「ああ人間の本能のままに行動しているんだなあ」と感心する。
「食べたい」「飲みたい」「うれしい」「いやです」みたいな欲求を、全身で訴えてくる次男に、たくましさを感じずにはいられない。

あちこちで「2022年生まれは五黄の寅年だから、強いよ」と言われたんだけど、ものすごくそれを感じている。
五黄の寅年は、生命力が強く強運で、リーダーシップを発揮する反面、プライドが高く信念を曲げないとかなんとか。
徳川家康、池上彰、沢尻エリカなどそうらしい。

ううん。なんか、圧強いな。
印象薄げなわれわれ家族のメンバーのなかで、次男だけがえらく異彩を放っている。



・犬と猫と

次男は、うちの家系では珍しく、動物好き。
長男が一切興味を持たなかったので、我が家には動物の本やおもちゃがなかったのだが、あまりに次男が好きなので買い足した。

特に、しば犬と猫は格別で。
近所のしば犬を見かけると、ダッシュでかけより、目の前でくねくねと小躍りをするくらいだ。
猫は残念ながら見かけないので、本の猫を掌でよしよしと愛おしそうに撫でている。

動物は飼わない。絶対に飼わない。
そう決めている心が揺らいでしまうほど、彼の犬猫愛は強い。
ほかにも猫科は大好きで、この前図鑑のライオンにキスしていた。

・なにその身体能力

うちの家系は、全員運動が得意ではない。
だから、長男がおとなしくて運動好きではなさそうでも、「まあそんなもんだよね」と納得している。

でも、次男はちがう。
気づいたときには、とんでもないスピードの横投げができるようになっていたし、初めてサッカーボールを出してやったときには、すぐに蹴ってドリブルを始めた。
長男はトランポリンが怖くてできなかったのに、次男は異様にぴょいんぴょいんしているし、水を頭からぶっかけても一切気にしない。

なにその身体能力、だれの遺伝子?
私たち夫婦のタイプとあまりに違うので、これからの習い事などを思うと不安になる。
彼が、のびのびと楽しめることを、できる範囲でさせてやりたい。


・次男へ

書いてみて思ったんだけど、やっぱりまだまだわたしは君のことを、ちゃんとすべて見れていない気がする。

長男とおなじように、写真を撮って、本を読んであげて、楽しい場所へ連れて行ってあげようと思っていたけど、やっぱりそれもできていない。

ごめんね。
たくましいからって、放ってばかりだ。

これからあたたかくなったら、どんどん出かけて、外で遊ぼうね。
楽しいところに、いっぱい行こうね。

あと、君がよく食べてくれるのがうれしい。
何をつくっても食べてくれて、何にも気を揉むところがない。
お菓子やジュースをせびってくるのが困るときもあるけれど、そんなことよりもりもり食べてくれることが、お母さんは助かります。

比べないようにっておもっても、どうしても、長男と比べてるよね。
すてきなところも、勘弁してくれって思うところも、君だけの初めての一面なのに。
どうしても、長男との思い出がちらつくんだ。
君の初めても、大切にするね。

まだ、「まんま」しか言わないけど、これからどんどん君のためにお話しするよ。

あ、あとおっぱいはいつ頃卒業予定ですか?
さみしいような気もするんだけど、人前で服をめくられるのもいい加減恥ずかしいので、母はそろそろ終わりにしたいと思ってます。考えといてね。



最後に。
我が家に来てくれてありがとう。
家族4人になれて、うれしいよ。

にこにこした顔、まだ一度も切っていないふわっふわの髪の毛、ぽんぽんのおなか、ぶん投げるのが上手いおてて、かぶれちゃったおしり、めちゃくちゃ逃げ足の速い足。

どれも愛おしい。

あなたはわたしの、かわいい息子。

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