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仕事でしんどい人へのアクセプタンスアンドコミットメントセラピー

ソーシャルワーカーのストレス治療のためのアクセプタンス&コミットメント療法:ランダム化比較試験

Acceptance and commitment therapy for the treatment of stress among social workers: A randomized controlled trial

心理療法の一つにACTと呼ばれる呼ばれるものがある。

これは日本の森田療法(「あるがまま」を基本として立ち起こる感情をあるがままに受け入れることに着眼した治療法)に似ているのだけれども、

不安障害やうつ病の患者に行うことで改善が見られるというもので、認知行動療法のサードウェーブとか言われているらしい(コーヒーカルチャーみたいだ)。

臨床的に精神症状が出ている患者では割としっかりとした効果が出ることが報告されているけれども、これはまだ働けている人(ソーシャルワーカー)を対象に行なって、どれだけストレスが軽減したかを調べたもの。

実験では隔週で一回3時間のセッションを4回やったときの効果を調べている。

結果としては、もともと高いストレスを抱えていた人ほど、効果が高かったとのこと。

論文表3を日本語訳

Q: 認知行動療法というと脱落率が高い印象がある。ACTはどうなんだろう?

明日目を通す論文:

アクセプタンス&コミットメントセラピーおよびその他の積極的な治療における治療の脱落、理由およびモデレーターの現象

The phenomenon of treatment dropout, reasons and moderators in acceptance and commitment therapy and other active treatments

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