見出し画像

草花👀イラストを描く vol.①~⑤


 ときどき色のないイラストの下絵を子ども達に届けています。作品の出来栄えではなく、自分のペースで、自分の選んだ色合いで、ゆっくりと紙の上に色を置きながら過ごす時間や空間が宝物になってくれればなあとも思います。

 家の近くの水路沿いを散歩すると、民家の軒下にザクロが大きな実をつけていました。そのすぐ下にはツワブキの花も・・・楽しそうにお話ししているみたいでした。

 私の実家には古い大きな池があり、秋はモミジとカエデ類の紅葉で囲まれてとてもすてきです。去年は、その紅葉の枝のしげみにかくれて白い泡のような塊りを発見!?
 池を見ると、小さなオタマジャクシがいました。調べてみると、モリアオガエルでした。同じ実家の田んぼで見つけたシュリーゲルアオガエルの泡巣を小学校の子ども達とグループ研究していたこともあり、不思議な縁を感じました。

 実家の庭先には竹と木の垣があり、その下には毎年、ホトトギスが赤紫色のとっても芸術的な形の花をたくさんつけてくれます。私が家を空けることが長くなった古い家をしっかりと守ってくれています。

 山間地にある実家の道路わきには、以前、稲はでを立てるときの支柱の置き場があります。そこには生け花を教えていた母の植えたシュウメイギクが毎年、赤紫色のきれいな花を咲かせます。そして、同じ場所にこれも生花の花材としてのトクサも背を伸ばしてくれます。母を思い出させる花たちです。



#404美術館

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集