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無理にポジティブじゃなくてもいい。子育てに寄り添う私の想い
去年書いたnoteの記事は、今までの記事と比較してとても伸びた。
この記事を通して、距離が縮まったnoteクリエイターさんも何人もいらっしゃるし、フォロワー数も増えたし、記事を引用して記事を書いてくれた方もいた。
昔も今も、私にとって大切な記事。
子育てポジティブキャンペーンに付随する記事もたくさん書いた。
子育ての「ポジティブ」を日常から意識的に切り取って、noteで記事としてupしていた。
その意図は、ネット上の文字で少しでも明るい気持ちになるきっかけになりたかったから。
SNSを見ると、見たくもないネガティブ言葉や煽り文句が散らばっていて、目にするだけでエネルギーを吸われて枯れそうになった。だから、私はネット上に心地よい明るくてあたたかい場所を作りたくて、ポジティブを発信してきた。
そんな私を、
ポジティブに子育てをしている保育士ママさん
と、思ってくれる人ができた。
その印象はとても嬉しいし、ありがたい。
けれど、実は、本当のところを言うと私は、目立つタイプの人間ではないし、パリピでもないし、陽キャでもない。とてもじゃないけど、ポジティブな人間とはいえなくて。
自分が嘘をついているような気持ちがしていた。
むしろ、高校時代なんて、いつも担任かつ顧問にびくびくしていたネガティブという言葉の方が似合う人間。
そういうネガティブな自分をnoteに出すことができなかったのは、私はnoteで子育てをしている人が子育てを楽しくなるような、ポジティブに思えるような気付きがある記事を書いていきたいと思っていたから。
無意識のうちに、子育てをめちゃめちゃ楽しんでいる人じゃないと、子育てポジティブの発信をしちゃいけないと思っていた。
でも、最近思うんだ。
本当はネガティブで落ち込むことも多いけど、ハッピーにポジティブに惹かれて意識的に「ポジティブ」に目を向けるようにしている母
だからこそ、頼りたいと思う人もいるんじゃないかって。
実際に私が子育てに悩み、苦しんでいたときに、SNSできらきらハツラツと子育てしているカリスマママみたいな人に相談しようとは思えなかった。
相談窓口はいつも、きらきらじゃなくて、落ち着いたあたたかさを求めていた。
だからね、私みたいな人が子育て相談を受けてもいいよねと思えた。
定年が65歳に引き上げられ、赤ちゃんを出産する人の親御さんはまだまだ現役で働いているというパターンも珍しくなくなってきた。
昔は子どもを産んだときに自分の母親がサポートしてくれるのは普通だったけど、どんどん難しくなってきているのが今。
産後のママのベビーシッター。
家事代行サービス。
行政のヘルプサービス。
あるといえばあるけれど、わりとお金かかるし、手当金入るまでは無理しちゃうママが多いと思う。
でも、身近にいる手の届く範囲にいる人なら物理的に助けたいと思うし、手が届かないならネットを介してどうにかサポートできたりしないかなって本当に思うんだよ。
パリピでも陽キャでもない私がママを元気づけることは難しいのかもしれないけど、寄り添うことはできるから。
最近の妊婦さん、産褥期のママさん、ワーママ。ひとりで頑張っている人がめちゃめちゃ多い。
ひとりで頑張りすぎてつらかったり、頑張れなくてつらかったり。
パリピでも陽キャでもない、ネガティブな気味な私だからこそ言える言葉があると思う。どうか、しんどくなる前にSOSを出してね。しんどくなってからでもいいからSOSを出してね。
子育ての不安に押しつぶされそうになったときに、思い出す名前に「神田ちあき」がありますようにと願った夜だった。
明日もいい1日になりますように。
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![神田ちあき|2児ママライター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121253359/profile_4f7c9c8fcad53a72b51bef7a5fca87d1.png?width=600&crop=1:1,smart)