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"もっと寝かせてあげたい"と"早く起こしたい"の間で揺れる母の心模様
お休みの日は、
お昼寝せずにぶっ通しで遊んで夜7時前に電池切れ
夕方からテンションが高くなって夜更かし
両極端になりがちだ。そうすると、しわ寄せは朝に来る。
朝、起こす時間は平日も休日も変わらずだいたい7時。そぉっと開けた寝室の扉の向こう側に、まだすやすやと寝息を立てている子どもたちを見ると、
「休日だからもっと寝かせてあげたい」
「早く起こしてお出かけに連れていってあげたい」
2つの気持ちが揺れ動く。
休日ならではの寝坊を楽しむのは、それはそれで楽しい。でも、朝ごはんの時間とお昼ごはんの時間もずれ込んで、生活リズムが狂うことが気になる。生活リズムが狂うと、イヤイヤが爆発しやすくなる。子どもの不機嫌のmax度が引き上がる。
早く起こしてお散歩や公園に連れて行くのもいいけれど、子どもたちと出かけたいのは親だけだったらどうしよう。子どもたちは疲れていたら、起こした途端に不機嫌になるよなぁ。
子どもたちとめいっぱい遊びたい気持ちもあるけれど、同じくらいお昼寝だけはしてほしい気持ちもある。
そんなことを思いながら時間は過ぎていく。
ぼんやり考えながらキッチンで、朝ごはんを作る。
ごはん、お味噌汁。レンコンのきんぴら。蒸し鳥。卵焼き。きゅうりのナムル。
朝からこんな2つの気持ちの間で、どちらを取ろうかを真剣に悩んでいるなんて、幸せだなぁと思った。幸せって抽象的だから「これ」ってものがないけれど、この時間にはたしかに幸せの輪郭がそこにあった気がした。
結局子どもたちは7時半に起こした。
寝坊を楽しみたい気持ちとお出かけしたい私の気持ちの折衷案ってところである。
不機嫌になるわけでもなく、だからと言って機嫌がいいわけでもない。眠い目をこすりながら「ママ、ごはんなに?」と聞いてくる3歳の娘。寝ぐせの髪がふわふわ揺れて、私の足にまとわりついた。「おはよう」とはぐをして、ぎゅうっと抱きしめる。
ふんわりと焼きたてのパンのにおいがした。
ただの育児日記。ただのエッセイ。
人によっては、ただの子育て中のママの日記なんて読んでもなにも楽しくないだろう。役に立たないだろう。
それでも私は書かずにはいられなくて、今日もnoteを書く。
小さな幸せに気づく能力は、noteを書くことで身についたと思うから。等身大の私にしか書けない毎日を書いていく。
明日もいい1日になりますように。
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