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1年前は大変すぎた…年子とショッピングモール再挑戦の記録

子連れショッピングモールがトラウマだった。

去年の6月。子どもの靴を買いに行こうと、意を決して出かけたショッピングモール。第一子も第二子もこれでもかってほどに泣いて泣いて、抱っこする親は悲しくなるほど疲れ切って、1時間で帰宅したことがあった。

年子の子ども2人連れてのお買い物がどれだけ大変かを思い知って、それから我が家はちょっぴり「出かけること」に臆病になった。



その後、旅行に出かけたことがあったけど、やっぱりショッピングモールだけはちょっと怖くて。
旅行といっても、祖父母の家に行くための旅行だから現地についてしまえば助けてくれる人がいたのもショッピングモールと違うところ。びびりはしたけど、なんとかなるさと思えた。



でも、ショッピングモールだけはずっとずっと「難関」だと思っていた。何より人が多いし、座って休めるところもなかなかないし、帰省先とは違って何があっても親2人でなんとかしなければならない。

そんなショッピングモールに行かない理由を並べても、子どもの靴のサイズアウトは年に数回はやってくる。近所の靴屋さんには第二子が履けるようなセカンドシューズのサイズは置いていないから、やっぱりショッピングに行かないとならなくて。

子ども1人と大人1人で出かけられるタイミングがあれば、そんなに苦労はしないかもしれないけど、なかなかそうもいかなくて。今回、同じショッピングモールに家族4人でリベンジしてきた。

用事は子どもたちの靴を買うことで去年と同じ。(子ども2人分になったけど)

時間帯も曜日も去年と同じ。

変わったことは、当時1歳10ヵ月だった第一子が満3歳になったこと。生後4ヵ月だった第二子が1歳半になったこと。



たったそれだけで、
本当にそれだけで、
自分でもめちゃめちゃびっくりしているんだけど、
ショッピングモールでの滞在は楽しさを感じることができるほど充実したものになった。

私も旦那さんも帰り道に「楽しかったね」と自然に顔を見合わせて笑うことができた。



びっくりを通り越して、感動している。



子どもたちが1年と少しの間で、めちゃめちゃ成長していたのだ。

まず、人がたくさんいても不安になったり泣いたりしなくなったこと。店員さんに人見知りしても、気持ちを切り替えられるようになったこと。ミルクを卒業したから、いちいち授乳室を探さないでよかったこと。子どもたちそれぞれで楽しいことを探せるようになったこと。

1年で、こんなにも姿が変わるんだね。

同じショッピングモールの同じ場所で、同じように靴を選んでいるのに、こうも感じる感覚ひとつひとつが違うとは思わなかった。



思い返せば、去年、ショッピングモールに出かけた後は、産前は楽しかった「お出かけ」や「旅行」などが、子どもが生まれたというきっかけでどんどん楽しめなくなっているのではないかと思って、恐怖だった。

年子の母であることに、これからの苦労を感じてひとりで苦しくなっていた。

でも、その悩みをとりあえず1年間放置していたら、正直忘れていたし、その時に思いつめていた悩みはきれいさっぱり消えてしまっていた。



子育ての悩みは時間が解決してくれるというけれど、本当にその通りかもしれない。ショッピングモールの入り口付近で、ひとりで空に向かって深く頷いている年子の母がいたら、それは私です。笑



明日もいい1日になりますように。


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神田ちあき|2児ママライター
いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!

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