初めて1週間休みなく保育園に行った【子育てエッセイ】
月曜日から金曜日までの1週間、元気に保育園に行く。
たったこれだけのこと。
でも、1歳と2歳の子どもにとってはとても難しいことだったと気づいた1週間だった。
神田家の年子姉弟は、今年4月から保育園に入園した。
4月の間は、1週間に少なくとも1度は弟が発熱し(姉が発熱することもあったけど、圧倒的に弟が多かった)、数少ない保育園登園日も「弟くんにアレルギー反応が見られます」と電話がきて、保育園にすっ飛んでいったことも。ほとんど保育園に行くことができなかった。
慣らし保育2日目で発熱したのは今ではいい思い出だけど、渦中の私の気持ちは常に不安定だったなぁ。
4/15に復職して1週目、第一子も第二子もそろって発熱してほとんど出勤できなかった日々が今では懐かしい。いや、今後もそんな日々があるんだろうけど。
職場復帰2週目なんて、もはや黒歴史。
この他にも、自宅保育から保育園に通うようになって、環境ががらりと変わったことで夜泣きが再発したり、ごはんが進まなくなったり、足の指をしゃぶっていたり、いろいろな不安のサインがあった。子どもたちなりに不安な気持ちに折り合いをつけている証。
今も残っているものもあるし、これから新しい不安のサインが出てくることもあると思う。
それでも、5月のGWあけて1週間経った先週は、保育園に通い始めて6週目。ここで、やっと初めて姉弟そろって休みなく保育園に通うことができた。それは、素晴らしい1つの成長で。
親としては、
「やっと保育園に行ってくれた…!ここまで長かった!やっとこれからお仕事できる…!!」
と、純粋にガッツポーズ。
でも、忘れないでいたい。
まだまだ小さな子どもたちにとっては、保育園に1週間通うことができるようになるまでに6週間かかるくらいの負担があったこと。それを乗り越えて、元気に保育園に行く姿があるということ。
子どもたちが元気だから保育園に行くことができる。
保育園で先生たちがたくさんの配慮をしてくれるから安心して預けられる。
その2点があって、やっと親の私たちは仕事をすることができる。
当たり前ではない。
仕事ができることの背景に、「ありがとう」と思う気持ちをこれからも大事にしたいな。
子どもたちへ。
元気に保育園に登園してくれてありがとう。
パパもママもあなたたちと幸せに暮らすために、お仕事頑張るね。
明日もいい1日になりますように。