見出し画像

「最近の若者は」と言うおじいちゃんおばあちゃんにお伝えしたかったこと。

お散歩日和の平日に、年子ベビー2人を連れて公園に向かっていたところ、ベンチに座っていたおじいちゃんおばあちゃんに声をかけられた。

「あら、赤ちゃん。かわいいね~」
と。

引越しして半年経ったこの街は、子どもに優しい街だ。お散歩をしているとおじいちゃんおばあちゃんがよく話かけてくる。「かわいいね」って。「ありがとうございます。」と言いながら内心は、そうでしょ~うちの子かわいいの~と思ってほくほくしている。悪い気はしない。

先日会ったおじいちゃんおばあちゃんはその後にこう続けた。

「最近の若者は、遊んでばかりで、結婚しないで子どもを産まないからね~。お母さんはえらいね~~~。」

その言葉に「ありがとうございます~」と笑顔で返したけど、心の中でちょっと引っかかって。私だけだろうか。その後も、おじいちゃんおばあちゃんには「最近の若者」という言葉を枕詞にたくさんの意見を並べた。途中で「では、失礼しますね~」と切り上げちゃった。



道でたまたま会っただけのおじいちゃんおばあちゃんだけど、世の中のお年寄りにとって今の若者世代はこんなふうに写っているのかぁと思うとちょっと驚きだったなぁ。



今の若者世代が結婚しないのは、理由がある。したくても、できない人。ひとりで生きていくのに必死でパートナーを考えられない人。ひとりが幸せな人。
昔と比べて今のほうがたくさんの幸せの選択肢があるから結婚を選ばないのかもしれない。人の数だけ事情がある。

子どもに関しても同じ。子どもを持つことはとても幸せだけど、万人の幸せのための必須条件ではないと思う。子どもにはお金がかかるし、そのための物価はあがったし、給与は上がらないし、自分の時間は減るし。



「みんながみんな結婚して子どもを持つ」が当たり前だった昔から、
「みんなそれぞれの幸せのカタチがある」が今だと思うの。



というわけで、私に対して「結婚して子どもを産んでいる。えらい。」はちょっと違うよな~~~~と思った。違和感の正体はコレだ。

ぜんぜんえらくないよ。私が私の幸せのために選んだ道だよ。

次にあのおじいちゃんおばあちゃんに会う機会があって同じ枕詞がでてきたら、「みんなそれぞれ幸せのカタチがありますからね~」とにこやかに伝えたい。

なにがともあれ、我が子たちを心からかわいいと思っていることは私に伝わっている。その点は本当に感謝している。ありがとうございます。



あのおじいちゃんおばあちゃん、子どもたちも、私たち子育て中のパパもママも、このnoteを読んでいるあなたも。みんなみんな。
明日もいい1日になりますように。



\note以外のSNS更新中/

  Twitter

 

#子育て #子育て日記 #子育てエッセイ #育児エッセイ  #育児 #育児日記 #年子育児 #年子ママ #今日のちびちー #ママ保育士 #保育士ママ  

この記事が参加している募集

いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!