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ショパンとお菓子【詩】【ポエム】 79 


私の先生
ピアノの先生

レッスンで私の右に立ち
即興でメロディ  弾いて下さる

粉砂糖のオブリガート

この音楽を  可愛いお菓子の箱に詰めて
うちに持って帰りたい

作曲づかれには     ホット ショコラ をどうぞ

飲むお菓子
先生の お気に入りね

先生が忘れた鉛筆を胸に

似顔絵    水彩画


絵の中の先生は

私にしか見せない表情かお

こちらを見つめているわ。


【後記】
以前、「ショパンのサロン」と銘打ったコンサートに行った際、ショパンが弟子におこなったレッスン風景が再現されていました。

ショパン役のピアニストさんが、生徒の右(高音部)に立って即興で副旋律を弾く。

ショパンが生きていた当時 録音はできませんでしたから、実際にどんなメロディが奏でられたのかは わかりませんが、それが弟子を喜ばせたのには違いありません。

私はその時 再現された先生役の、ピアニストさんが弾く副旋律に『白い粉砂糖を 上から振りかけたようだ』という感想をいだきました。

そしてそれを「ケーキの箱に入れて、持って帰りたい」と思ったのです。🍰

📘
ショパンと関わった女性として、外せない女性「マリア・ヴォジンスカ」。
彼女が描いた、有名なショパンの肖像画があります。
他に残されたショパンの絵と比べて、格段に穏やかな目をしています。

この絵は、色んな書籍に掲載されていますが、白黒の写真が多いです。
カラーの写真は、音楽の友社刊:「ショパンの本 DVD付」に載っていますので、興味のある方は ご覧になってみて下さい。

もうすぐバレンタインデーだからか(?)甘い、あま~~い❢(←ネタか?) 詩が、特急列車🚄に乗ってやって来たので こちらにアップいたします。💕




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TSUMUGI
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