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自分のことがわかること

もう16年も前のこと、長く勤めた前職を辞めようと思ったことがある。想定外の部署への異動内示がキッカケだった。    

長い目で見たら、そういうことは乗ってみる、ということを受け入れられたかもしれないけれど、その時は「無いな」という結論の元、自分がどう動くのか、それをどう話すのか、すぐに決めなくてはいけなくて、頭がパンパンになって目が見開いちゃってたことを思い出す。辞めようとすぐに決めて上司に報告、お世話になった会社の何人かに話した後に迎えた休日、ひょんなことから数秘に出会う。

数秘から導き出した数字から、自分を知り、タイミングを知ることになる。数字って面白い、純粋に感動。そして、その数字から未来の作戦を練った、長い長い週末だった。

よし、と切り替えて向かった月曜日、私の異動の内示を知った方々の動きによって、その異動内示は取り消されていて、狐につままれたようなことになっていた。今考えても、胸の真ん中が締め付けられるような感じを思い出すくらい、後ろからドンって押されて、驚くほどの集中力を出して人生の岐路を乗り越えたつもりが、同じ場所に立っていた。でも、他の部署や外部の方からもお話をいただいて嬉しかったし、なにより、このことがなかったら数秘に出会えてなかったから、全く同じ場所でななく、人生の転機だったのかな。

もう、数秘を知らなかった頃のことを思い出せないくらい、今では、数字のサインを読み取ることが普通になっている。自分の特技や癖、逃げ込む時の心のブレーキ、思い返して向かう方向性も、自分の行動の背中を押してくれるのも数字だ。

私の場合、パパっ子だったから、母の影響を受けていることは驚きだったけど、人との距離感や人間関係の作り方に母との関係が関連しているのは確かだった。そして、それがわかると、納得できることも多い。さらに、自分としては当然と思っていることが、それを誰もができることではないことも知る。きっと誰もが、自分の特技を知ったとき、すごく楽にフォーカスすることができる様になるんだと思う。これまで、多分1,000を超える人の数字を見てきたけれど、そこを見るだけで、なんで分かるの?と言われることが多い。自分の特技って、上手にできることだからわかりやすいけれど、何故かわからず引っ張られてしまうこと、怖気づいちゃうこと、やり過ぎちゃうことは、数字でわかると、思い当たるところにアクセスして、遠い目になる人も多い。

当たってるとか、当たってないとか、そういうことじゃなくて、数字で見てみて、ああそうか、って軽い指南にしたらいい。今だって、いろんな事が起こっていて、これからどうしよう、って思っている人も多いと思う。私も改めて、自分の持っている数字を見返して、そうだったそうだったと、これからの自分の人生の作戦を練っている。特技については、今後書いてみようかな。今の流れについては、毎月アップしているので見ていただければ、と。

2020年4月の“今月の数秘” https://note.com/avery4life/n/nf4a50b142c2f

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