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■ 昨日、ジムにおいてのランニングサークルがようやく始動しました。
雨で1週間延期になり、その間も複数の方からランニングサークルについて声をかけられたこともあって、それだけランニングサークルに対して期待をしているのが伺えました。
もちろん、目新しいプログラムなのでそれだけ注目を集めたというのもありますが、結果的には8名の参加となりました。

僕が勤めるジムは、会員数が約1500名でなので、8名だと約0.5%。
会員の人口比は60歳Overが比率が高く、時間が限定されるプログラムであることを考慮すると、上々の立ち上がりではないかと思います。


■ さて、昨日20時から行われたプログラムでは、
まず初めに"参加者の走るステータス"と"参加の経緯もしくは参加の意図"を聞くようにしました。

参加者のステータスはそれぞれで、
・走ることは今もそれなりにやっている方
・2月の大会以来まったく走っていない方
・普段はランニングマシンだけで走っている方
・まったく走ったことがない方(!)
など、多種多様な方が参加しました。

これも多少は予想していたことがあり、事前の告知内容も
「ぼちぼち走りますよー」「ゆるくやります」「走って良い汗かきましょう」ぐらいの表記でしたから。
こうやって、間口を広げたため、参加者のステータスに幅ができました。


■ 次に、参加者の経緯、もしくは参加の意図です。
これもさまざまで、
・サブ4をキープしたい
・大阪マラソンを完走したい
といった具体的な目標をお持ちの方から、

・興味本位で
・ジムでの運動に飽きたので
という方までいらっしゃいました。

この参加の経緯や意図は、今後のサークル活動の指針となっていきます。
今回のような初めてのプログラムをやる場合は、ここまでに述べた情報は未知なので、まったく手探りなわけです。

初回の今回、そのニーズを探るために最初にヒアリングして、
「何をしたくてこのサークルに参加したか」を聞くことによって、
それに見合ったサービスを提供すればそのニーズは満たされるわけです。

もちろん、ランニンングのことなので言葉にできないニーズもありますが、ご自身で言葉にすることで、ご自身のニーズに気づくことあるので、個人的にはこの方法をよく使います。
ちなみに、僕のPRCの活動では、十中八九最初にヒアリングをし、課題やニーズの特定をして、解決方法を提案しています。


■ 今回の場合は、『走る場の提供』が一番の価値の提供だと思います。
「なかなか一人ではできない」「きっかけがない」というのが走っていない人のよくある悩み。
そう言った方の背中を押すのが場の価値でしょう。
すでに走っている人でさえも、モチベーションの維持やペースの速い人に引っ張られるので、場には価値はあるでしょう。
僕自身もサウルス練習会ではスピード練習に肖っています。


先々のことを考えれば、ヒアリングで聞いたニーズを満たしていくことも必要ですが、
"まずはこのサークル活動を継続し、走る場の提供をすること"
まず第一の価値提供と言えますね。

先のヒアリング活動の結果、スピード練習や距離を走ったりするかもしれませんが、それはもっとあと、秋以降。ですかね。


■ 初回の昨日は、全員無事に完走され、遅い人をみんなが拍手で出迎るという暖かい雰囲気がありました。
僕にとって、これは予期せぬ成功で、これだけでもサークル活動をやって良かったと思います。

目標がある人、ない人、それぞれですが、
数ヶ月後にも「やって良かった」と思われる場にしたいですね。


今日もお読みいただき、ありがとうございました!


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