315th_スマホから切り離された時間
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走る
というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 朝起きて、スマホがないことに気づきました。
いつまでも爆音のアラームが鳴っているのに。
音の鳴る方向を闇の中で手探りしましたが、見つかりません。
確かに音がしますが、そこにはベッドと収納箱があるだけで、スマホの四角い物体を持つ感触がしません。
寝起きで意識がはっきりしていないこともあり、冷静にスマホがあるであろう場所に思考が働きませんでしたが、しばらくするとベッドの隙間に落ちている可能性はあると思い当たり、覗いてみるとそこにスマホがありました。
そのスマホ、アラームを止めて、よくカバーをみると、カバーの一部が凹んでボタンが効かなくなっていました。たしか2年前にも取り替えた記憶があり、そろそろダメになったのか、とAmazonで検索してみました。今でも、iPhone 8を使っているので、カバーといっても大したものはなく、以前と同じものを買うのも味気ないな、と画面をスライドさせて良さそうなものを探していました。
よくよく考えてみると、このスマホも6年ぐらい?使っているので、バッテリー交換をしましたが、もう寿命といってもいいです。それもあったので、新しいiPhoneの購入も考えていました。調べると、今の最新のiPhoneって15万ぐらいする(!)らしいです。そんな最新のiPhoneなんて自分には必要ないので、安いiPhoneを調べると、iPhone SEというのがあるようでした。これはなんだろう?とスマホのChat GPTで聞いてみると、Special Editionの略で、過去のモデルを統合したようなものらしいです。それでも7万円くらいはかかるらしく、軽々しくお金を出すつもりはありませんが、、、
■ と、ここまでで、朝起きてから約45分が経っていました。
「たかだかスマホに」です。
非常にもったいない気がしました。
スマホは「どうしても欲しい!」という人を除いては、
別になくても人は生きていけます。そんな遥か昔の話ではなく、20年も前であれば、ケータイさえもない人が多かったと思います。それでも何の不自由もせず生活ができていました。
でも、今の時代、スマホは必需品です。現金対応をせず、ガラケーでは支払いができない店だってあります。スマホは一見、便利にはなりましたが、これは消費者である私たちが望んだのではなく、大企業が仕組んだシステムの中で動いているだけなんですよね。
スマホに時間を奪われる代わりに失ったものがあります。
自然に触れる時間や夕涼みする時間、人との触れ合い、何かに打ち込む時間、など、いろいろなものを失っているように感じます。最近は本を読んでいてもスマホのことが気になるから、あまり集中できていないなと思います。
■ 走っている時間って、基本的には走ること以外はできないからスマホから離れることになります。(ジャーニーランのような長丁場は気分転換も必要なので、別の話ですが)
実際に、昨日はスマホを持たずに走りました。気持ち的にも、身体的にも(物質的にも)軽く感じたように思います。
そういった「スマホから切り離された時間」って、とても大切ではないでしょうか。昔は当たり前のようにあったのに、ですけどね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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