139th_手を差し伸べるよ。
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走るというクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 11月に入って、何の因果か、パーソナルトレーニングのご要望が増え、
お会いする方々にも「沖サバ頑張ってください!」と口を揃えて言われるようになりました。
なかには、ほとんど面識のない方もいらっしゃるわけで、
そういった方にも沖サバのことを応援してもらえることは、
ほんとありがたいことです。
従来であれば、僕のほうがお客さんを鼓舞するのが役目なのに、
どっちが励まされているのかわかりません汗
もちろん、期待に応え、最大限の努力を沖サバ本番ではしますが、
みなさんからの声援は本当に力になります。
他方では、本日は神戸マラソンが開催され、
参加される方の中には戦々恐々とされている方もいらっしゃると思います。
そういった方には、
「大丈夫。これまでの努力は裏切らない。
頑張ってきたのは一番ご自身の身体が知っているはずだ。
自分を信じて。最後まで駆け抜けて!」
とだけ、言葉をお贈りします。
■ コーチの仕事をしていてつくづく思うのは、
「相手の能力をいかに引き出すか」
これに尽きます。
一緒にトレーニングさせていただいている方は、
自分の能力を過小評価したり、後半で走れなくなることを恐れて力をセーブしていることがあります。
「自分にはできない」と、
コーチの僕から見れば、できる能力があるのに、
自分で自分の可能性に蓋をしているんですよね。
とても勿体無い状況です。
そう言った方に、
「あなたは本当はできるんですよ。
僕が引っ張るのでついてきてください。」
と導いてやるのがコーチの役目だと思っています。
■ 未知の領域に踏み込むときに、不安になるのは当然のことです。
「やったことないこと」「わからない領域」
に手足を突っ込んでいくのだから、
暗中模索、暗闇の中を手探りまさぐりしているようなもので、
その心境は不安や期待が入り混じっています。
そう言った暗闇の中において、
僕はコーチとして
「こっちですよ」と手を差し伸べて、引っ張っていきます。
その人が持っている能力や可能性を見極め、
「この人ならこれくらいできる」と思ったトレーニング内容を
一緒に伴走し、一緒に課題のクリアしていく。
そうやって、一つ一つ課題をクリアしていくと、
だんだんと実績が積み重なって、自信も深まり、
より高い目標に辿り着ける。
こう言ったお手伝いをさせていただいています。
他方では練習内容を提示したり、ストレッチや動きのレクチャーをする講師役のようなコーチもいますが、
前を走って牽引する伴走者のような役割をするコーチは、他ではいないのではないでしょうか。
■ 僕と一緒に走る大概の人は、
ご本人は「無理だ」と最初は言ったにも関わらず、
ちょっとづつ成功体験を繰り返すことで、自信を持ち始めます。
「俺/私、できんじゃん!」
と思っていただければ、あとは次々と勝手に目標を立てて走り始めます。
次々と目標を立てて、成長していくので、
走ることが楽しくなり、上昇気流に乗ったような状態です。
非常に良い循環が起こりますよね。
「諦めたら、そこで終了」と言いますが、
この「諦める」というのは、自分の可能性を悲観すること
なのかもしれませんね。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!