手酷い裏切りからたった2日で回復した話
先月のことです。
一緒にサークルを立ち上げて、マンツーマンにも参加してくれていた人が、
勝手に退会していたことに、サークルの参加メンバーを見て気づきました。
一緒に立ち上げた相手ですから、まさか退会するなんて思いも寄りませんでした。
サークルで利用しているSlackには退会申請のチャンネルがあり、退会したい場合はそこに書き込んでいただいてから、退会をお願いしています。
Slack内のメールアドレスの消去や個人用のチャンネルがあればそのチャンネルの削除などが必要だからです。
けれど彼女は何も言ってこなかった。
退会日は1月の31日。
私が気づいたのは5月の連休明けごろ。
ショックでした。
それ以外にもサークルのマンツーマンで私が彼女のために提案した手帳の使い方を、さも私自身が考えたもののようにインスタライブで堂々と話せるところにも強い違和感を持っていました。
それと同時に、彼女がお子さんを怒鳴りつけ、邪険に扱っている様子がインスタライブで生配信されたこと、他の人のインスタライブで自分の育児法は昭和の育児法だから外に放り出して家に入れてやらない、言うこと聞かなければすぐ怒鳴るし叩くこともする、と言っていて、もちろん、子育ての方法はそれぞれだから外野が口を出すことではないけれど、子供がかまってほしいと近づいてきてもインスタライブをしていて忙しいから黙れなど、ちょっと私には目に余る行為が増えていって。
インスタライブを閲覧していた人たちからも相談のDMが3通ほど来る事態に。
それも含めインスタのDM機能で話をしたところ、私は退会なんかしていない、何で私が退会したと決めつけるのか、サービスの不具合で勝手に退会させられたんだと思う、(サービスとして提供されている機能ですから、自分の預かり知らぬところで退会処理がなされるなんてことがあったらそれは発表されるべき機能のバグですし、事実noteのサークル機能で勝手に退会処理がされるなんていうアナウンスは聞いたことがありません)私は悪くない、なんで私が退会したと決めつけて、なんで最初に退会したことになってるけどどうしたの?と聞いてくれなかったんだと怒り心頭の様子でした。
過去の私だったら、私の言い方のせいで相手を傷つけてしまったと気に病んでしまったと思います。
彼女が退会するなんて、原因は私だと自分を責めたかもしれません。
けれど、事実と感情を切り離して考えるトレーニングをしていたから、
退会状態にあるという事実と、彼女の感情・自分の感情を切り離して整理することが出来ました。
彼女が退会したのは私の責任か?=NO、彼女は一緒に立ち上げたメンバーであり、サークル内に退会を申請するチャンネルがあるのだから、そこで伝えなかった彼女のミス。例え私のことが気に入らない、不満がある、といった感情を彼女が持っていたとしても、それを相手である私に伝えなかったのは建設的なやり方ではないし、話さないことを選んだということはサークルの利用代金を支払わずにサービスだけ受け取ろうとしていたと考えられても仕方がないこと。彼女が自分から私に話しかけなかったことが今回の最大の問題。なので私に責任はない。
彼女の手帳の使い方を彼女が自分で考案したと公言するのは私のミスか?=NO。そもそも誰かの考案したものを自分のものだと言って回るのは倫理的にNGだし、周りとの人間関係を考えてもありえないやり方。
彼女がサービスの不具合だと言い張るのは本当のことか?=NO、noteからそういった不具合が発生したというメールは届いていないし、他のSNSなどでも話題に登ったことがない。ましてや金銭の発生するサービスがそんなずさんに管理されているとは考えられない
彼女がインスタライブという全世界に公開されるサービスで子供を怒鳴ることのリスクを指摘したことは悪いことだったのか?=NO
見ている人がいる以上、配信者は不快にさせないよう努めるべきだし、ざっくりと住んでいる場所を公開していたから通報されるリスクが有る。インスタライブと子供のかまって欲しい気持ちのどちらを優先するかといえば子供の方だと私は考える
こうやって事実に対して一つずつその時点での答えを出していくことにより、彼女に悪気があったかなかったかは関係なく、結果として「私を裏切った」という事実だけがあることに気づきました。
感情と事実を切り離して答えを出していくことで、私には大きな責任はなかったと判断しました。
その裏切りと取れる行為に気づいてから、紙に書き出しながら考えたことによって、私は自分の心を守ることが出来ました。
2日という時間はかかったけれど、たった2日で吹っ切れたわけです。
感情と事実を切り離すのは難しいことです。
ある程度トレーニングをしていなければ容易ではありません。
けれど出来ないわけではない。時間はかかっても習得できるとても役に立つ技術です。
自分が必要以上に傷つかずに済むし、仮に自分に悪い部分があったと判明しても、その点についてだけ謝罪をしたり、建設的なやり取りをすればいい。
全部自分が悪い、そう捉えてしまう方は、感情と事実を切り離すトレーニングをするといいと思います。
これはとてもおすすめです。
感情というものは実際にあった事実に対して必要以上に影響を受けることがあります。事実以外のことも自分の責任だと責めてしまう。
よくない循環に陥る前に、事実と感情を分けて考えられるようになると生きるのがぐんと楽になると私は思います。
手法についてはまた改めて記事でご紹介していと思います。
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