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スキ♪は心がハッとする瞬間

先日、朝、初めての道を散歩していたら、陶器店の前で、花瓶を持った細い女性と遭遇。
なんと鉄でできていて、あちこち錆びてる。

でも、面白い!これスキ♪
素通りした後、やはり気になって、戻って写真を撮りました。満足!

その日、早速、その写真を見ながら鉄の女性を絵に描きました。白いシャッターの前に立つ錆びた鉄の女性は油彩で描きがいのあるモチーフ。

ところが、描いただけでは満足できず、絵を陶器店の方に見ていただきたくなり、しかも、その作家さんが誰か知りたくなりました。

早速翌日、その陶器店へ。
かわいいご年配の女性がお店にいらっしゃいました。朝、お店の前で素敵なオブジェの女性を見かけたこと、そして、その女性を絵に描いたことを話しました。

すると、その女性が
「これね、何年か前からあるのだけど、みんなが怖いっていうのよ。ちょっと怖いわよねぇ。
これ、益子焼きのKINTAさんという作家さんの作品。
KINTAさんはよく鉄製の物を作られるの。

あらまあ、絵にまで描いていただいて、、、」

店には、他にもKINTAさんの作品があり、それを見せていただきました。鉄製の燭台のようなもので小さな陶製の花器がちょこんとついていました。力強くて、かわいい作品。

その後、ネットで、KINTAさんを見つけました。土、鉄、木の素材を大事にされ、各素材の特性を最大限に引き出そうと制作活動をなさっている作家さん。その考え方も賛成!今度は栃木県益子町に行って益子で作品を見てみたいと思いました。

心がハッとしたことからトントントンと話が広がったこの話。誰かに伝えたくて、早速noteに書きました。

考えてみると、この日常の中には今回のような心がハッとする瞬間があちこちに。そして、それは自分のスキ♪の瞬間。なのに、それを見過ごしてしまうことも多くて、、、。でも、その一瞬を逃さずフォーカスして、心のシャッターを押しておくと、それが出会い、展開、そしてアートにつながると思いました。

また、自分のスキ♪を発信後、それを受けとった人がハッとしてくれたらそこにもスキ♪が生まれる、スキ♪の交信、そして、それは嬉しい素敵な循環。

自分のスキ♪に気づくこと、
そして、それを表現すること、
人に伝えること、
私は、この流れを日常にしていきたいと思います♪

画題『ちょっと怖いけどステキな人』

#一日一絵 #エッセイ #404美術館
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#コラム








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