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【Zatsu】列車内広告クイズ

ためになる話。

普段から電車を利用される方はご存じかと思いますが、車内を見渡すと9割近くの乗客が手元でポチポチやっていますよね。で、残り1割が寝ているか、景色や車内広告(社内吊りやデジタル広告)に目をやっているか。

電車に揺られながらの過ごし方は人それぞれ。すきま時間を有効活用して仕事しているビジネスパーソンもいれば、テスト勉強している学生さんもいますし。

で、自分はどちらかというと1割の少数派のほうで、あまりスマホとかいじらずに、周囲の広告に目をやったりしています。あるいは、スマホゲームに夢中になっている乗客、その画面を横目で覗いているおじさん、そんなふたりを正面のシートに座りながら眺めていたりとか、するんです。

そんななか、きのうも外出先で電車に乗ったところ、ドアの上のスペースに興味深い広告を発見しました。よくあるでしょ、四谷大塚とか日能研とか、「シカクいアタマをマルくする」的なアレ。


制限時間:1分


いかがでしょうか。内容としては「あるある」なので、普段から国語の問題を解きなれている子どもにしてみたらいつものパターンかもしれませんが、大人だと苦戦するかもしれません。


言われてみれば確かに


答えの右側に載っている「すごい・・・変な文章~」っていうのは、自分も普段から気持ち悪く感じますね。わかる、わかるぞ。

ただ、ですよ。この「正解」をみなさんはすんなり受け入れたのだろうか。もっというと、この正解は唯一の正解なのだろうか、と思うんです。

問題にあったとおり、誤りは2か所。なるほど国語的には上記のふたつが該当するんだろうけどさ、たとえば「徒競争で1位になって」のくだり、実は2位だった可能性もあるよね。
キミはかけっこで1位を取ったつもりかもしれないけれど、ゴールの瞬間に両手の人差し指を天に向けながらウェ~イって気を抜いて歩調を緩めた瞬間、横をライバルが駆け抜けていった説もあると思うんだ。

あと、去年じゃなくておととしだった可能性もぜひ押さえておきたい。人間の記憶ってあいまいだからね。いやな思い出ほど抑圧されやすい。

なので、模範解答は「実は2位である」そして「おととしの出来事である」このふたつではないだろか。ちがうか、オイ! なんだその眼は、コノヤロー!

ということを、車内で隣りに座っていた嫁に開陳したところ、
「べつに否定はしないけど……反証できないことを強弁するのって非科学的だよね、じつに」と言われました。しかもスマホをいじりながら。