【Zatsu】油断も隙もない世の中
Yahooの防災アプリをいれているんです。
使っている人も多いと思いますが、天災だけでなく地域の防犯情報も受信できる。近くで犯罪が起きた時に注意を促すやつね。
これが、けっこう通知がくるんです。集中するときだと1日のあいだに2、3件の通知を受けることもある。どんだけ治安が悪いんだ、このあたりは。
といっても、来るのはいわゆる「事案」ばかり。どこそこで、小学生女児が声をかけられた。年齢30代、眼鏡に長そでTシャツ、黒パンツの男、ご注意ください、とかそんなの。
たまにおかしなのがいてさ、「計算問題を解く競争をしよう」と声をかけてきた男とか、「大丈夫、スマホに保存するだけだから、全然大丈夫だよ」とスマホを向けながら駆け寄ってくる男とか。一風変わった通報が入るときもある。
このレベルくらいから「ほう」と注目し始めるわけですが、どっちにせよアブナイ連中には違いない。お子さんは集団で行動するとか、逃げるとか、イカのおすしじゃないけれど、かかわらないように注意したほうがいいね。
でも、小さい犯罪が大きな犯罪につながるわけだから、こういう輩もこまめに摘発したほうがいい。割れ窓理論ってやつだ。
たぶんその流れだろうね。お役所も、声かけ事案だけでなく、被害が拡大しつつある特殊詐欺について啓発活動を行って、芽を摘み取ろうとしているんだと思う。
こういう暗証番号を話題に出すやつは根本的に信用しちゃダメなんだけど、それよりも気になることがあってさ。
後ろにいる悪を擬人化したみたいなほう、こんな顔しているくせに「サギ」ってヒントを出してくれている。これはどう解釈すればいいんだ? で、手前の柔和なほうが、ホントは悪人ってことなのかな。人を見た目で判断しちゃいけない。大事なのは心。たぶんそういうことだよね。
つまり、後ろの男みたいなやつに声をかけられたら信用してOK、手前のような男は信用ならない、ってことだ。
そういわれてみれば、手前のインテリ風の男、やけにガタイがいいし、首とか太すぎる。コイツはぜったいにカタギじゃないね。つまり――
最初からこれが出したかっただけなんだけど、あらためて見比べたら両者の乖離が無視できないレベルだったので……反省してまーす。