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韓国語では漢語になる日本語のカタカナ語

韓国語やめると言いながら、語学断捨離すると言いながら、また最近こっそり始めてしまっています。。。意志が弱くて本当に申し訳ありません。

今回は、英語からの外来語の日韓での受け入れ方の違いについて記事を書こうと思います。

韓国語にも英語の音をそのまま取り入れる形の外来語はたくさんありますが、今回は、韓国語では漢字語に訳される一方、日本語ではカタカナ言葉になったり別の漢語に訳されるケースを見ていきたいと思います。

特に、英語の直訳っぽい漢字語が使われるケースを紹介します。

取り上げる例は私の独断と偏見によるもので、順不同です。

リアルタイム

日本語では「リアルタイム」とカタカナで使うのが普通ですが、韓国語では「real time」の直訳漢語「実時間(실시간)」を使います。

サポート(対応)

「support」自体は日本語でも「サポート」「対応」「支持」「支援」など色々な可能性があります。

ここでは、「このゲームは10か国語に対応しています」という「対応」という意味の「support」に絞ります。

日本語では「対応」と訳しますが、韓国語では「支援(지원)」と訳します。日本人の私からすると「支援」は「support」の直訳すぎやしないか、と思うのですが、直訳を使って良いならむしろそのほうが便利かなと思いますし、「ゲームが言語を支援する」のほうが原語のニュアンスがよく出ている感じがします。

セーブ(保存)

これも日本語では「セーブ」とも「保存」とも言う英単語です。
「to save data」は日本語では「データを保存する」ですが、
韓国語では「データを貯蔵(저장)する」と言います。

これも、「save」の直訳により近いのではないかと思います。

チャージ(入金)

ICカードの「チャージ」。敢えて漢語を使うなら日本語では「入金」と「charge」から結構離れた単語を使いますが、

韓国語ではなんと「充電(충전)」。ICカードの充電はしていないと思うのですが、これも英単語の直訳が使える便利な表現です。

アグレッシブ(精力的)

「アグレッシブに対応を進めていく」という、英単語「agressive」が「攻撃的」ではなく「精力的」「積極的」という意味で使われるときも、韓国語では「攻撃的(공격적)」とそのまま言うようです。韓国語で「攻撃的」と聞いても日本語ではそのまま漢字に直せない表現の1つですね。

以上です。この手の「日韓ニセ友(false friends)」は探せばまだまだたくさんあると思いますので、ある程度溜まりましたらまたご報告したいと思います。(その前に、韓国語の勉強再開するのか、という問題がありますが)

【画像】Huong Nguyen【Pixabay】