式子内親王が百人一首に残した作品は?
式子内親王が百人一首に残した作品は、、、
─── 目 次 ───
☆作品
☆意味
☆文法解説
☆頻出フレーズ/ながらへば
☆出典
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☆作品
♪ 玉の緒よ
絶えなば絶えね
ながらへば
忍ぶることの
弱りもぞする
です。
読みは、
♪ たまのおよ
たえなばたえね
ながらえば
しのぶることの
よわりもぞする
となります。
☆意味
玉の緒よ (私の命よ)
絶えなば絶えね
(絶えるなら絶えて
しまいなさい)
ながらへば
(長生きすれば)
忍ぶることの
(忍ぶ恋の心が)
弱りもぞする
(弱ってしまうと困るから)
☆文法解説
1句「玉の緒」は、自分の命を指します。
2句「絶えなば絶えね」は、何が「絶える」のかと言うと自分の命です。
すなわち、死んでしまうことを意味します。
3句「ながらへば」は、「命を永らえば→長生きすれば」の意味です。
5句「もぞ」は、
強意の係助詞「も」
+助詞「ぞ」ので、
「~すると困る」
☆頻出フレーズ/ながらへば
この歌は、「忍ぶ恋」というお題を与えられて詠んだ歌だそうです。
藤原定家を想って、耐え忍んでいたのかも知れませんね。
★藤原定家の名前がついた「テイカカズラ」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984160500&owner_id=37979390
☆出典
★新古今和歌集
★関連動画
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