七草粥
5年前、脳出血で右半身不随になった夫を、私は週2回
デイケアセンターまで送迎しています。
今では夫も杖があれば300メートル位は歩けますし、
左手で達筆に墨絵や文章も書けます。最近ではスマホ片手に
ズームでお友達と会話も出来ます。前向きになれば、76歳になっても人生を楽しく過ごせるものだなと思っております。
夫が通っているデイケアセンターは、自宅から車で40分程かかりますが、山々に囲まれた見渡す限りの田園風景を眺めながらまっすぐな広々とした農道を突っ走る時、どこか異国の地を旅しているような爽快な気分になります。
夫が3時間ほどデイケアセンターで訓練を受けている時、私は近くの商店街まで車を走らせ、買い物したり、図書館に立ち寄ったりして、結構自由な時間を過ごしています。
明後日は七草がゆの日。私は道の駅に立ち寄って七草がゆの食材を買い物かごに入れました。ははこぐさ、せり、はこべ、なずな、そして家の軒下に生えているこかぶや小大根などをゆがいて炊き上がったおかゆに混ぜて食べます。
七草がゆは、1月7日1年の無病息災を願って、私は子供の頃からずっと頂いています。
それらしきお野菜をざっくりとまとめてお湯でさっとゆがきます。