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子供の頃の髪の話

小さい頃から髪が赤く、何度もハーフと言われていました。
転校した学校で、体育が得意な隣のクラスの男の先生は、体育の授業を私たちの先生とクラスを交換して授業をしていました。(私たちの先生は女の先生で、家庭科や音楽を代わりにしていました)
その隣のクラスの先生は、私を見る度に、腰まで伸ばしていた私の髪を「切れ!」と言ってきました。
邪魔にならないようにいつも二つに分けて三つ編みをきっちりしていたのですが、喘息持ちで、体育の苦手な私が気に食わなかったのでしょう。
たびたび言われて、髪を切りました。
思えば、その先生、今では絶対ダメなやつですよね。

そのとき、髪を切るのを勿体無いと思っていた母は、その髪でウィッグを作りました。
しかし、髪を黒く染めていて、出来上がったウィッグは、私の髪の色とは程遠く付けると浮いて見えてしまい、利用したことはありません。

その後、美容室で「あなたの髪の色は『砂漠色』っていうのよ、良い色ね」と言ってもらい、赤毛も気にならなくなりました。
その美容室は母の行きつけで、母と同じくらいの年齢の方がされていて、私も、付いて行っていました。
中学にはまた、髪を伸ばして腰くらいまで伸ばしてたのですが、長い髪にすると髪の先が特に赤くなり、金髪になっていました。
それをクラスの子達からいじられていました。
いじられていた先はイジメです。
嫌気がさして、中2の中頃、その美容室で、バッサリ切ってしまいました。
髪も美容室に寄付しました。『砂漠色』と言ってくれた美容師さんにお礼がしたかったのです。
で、カットした後、『ベリーショート』にしたのです。
カットしたら男の子のように見えました。

その後、一ヶ月くらい経った頃、美容師さんに会ったら、
「あなたの髪型にしてくださいという子が何人も来たのよ。」
と聞きました。
それを聞いて、学校を見回すと、特に一年生の子達が『ベリーショート』になっていました。
私の姿を見た子が
「先輩はどこであの髪型にしたのだろう」と
探して、あの美容室を見つけてカットしに行ったらしく、連鎖していつのまにか学校で流行していたのです。
その後、「小泉今日子」が『ベリーショート』にして、全国的に流行っていきました。
「小泉今日子」が真似したと言うのでは決して無いのですが、たまたま、流行ったみたいですね。

キョンキョンのショート姿

卒業アルバムにはその時のショート姿の私が写っています。

大学生になる前にパーマをかけました。
よくあるあるですね。
今は茶髪にする子が多いですが、昔は、高校で禁止されていたから大学生になったら「パーマ」をかけるんだ❗️
が多かったのです。
パーマをかける前の髪を『バージンヘア』とよく言います。
『バージンヘア』は、髪質が整っていて、綺麗だと言われています。
「パーマ」をかける時、
「これで『バージンヘア』ともお別れだー❗️」と言っていたら、母から
「あなた、小さい頃おばあちゃんが美容室に一緒に連れて行って、「パーマ」かけたことあるのよ」
とカミングアウト!
そういえば、4歳頃の写真を見るとやたらと髪がふわふわ、ボサボサ。
記憶にない時代にちょっとショックを感じてしまいました、、、、。
私が「パーマ」をかけたのは卒業式の前の日。
思い切ったものです。
当時、資生堂のコマーシャルで、「不思議なピーチパイ」というのが流行っていました。
確かモデルはマリアンでした。その髪型に似てるよと、友達には好印象❗️


先生に怒られるかと思ってドキドキ💓したのですが、先生からは
「可愛くなってるな」と言われて嬉しい卒業式になりました。

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