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そろそろスカーフの出番です

祖母が亡くなった後、衣服の整理をしていたらスカーフが出てきました。
上の写真のスカーフです。
ちょっと日本らしい模様で、赤くて派手にも見えるスカーフですが、よく見てわかる様に、
“Comme des Garcons”です。
祖母が持っているとは、不思議というか、まるっきり新しいファッションには興味の無かったと思っていた祖母です。
どなたからか頂いた物だろうとは思うのですが、そんなオシャレな物を持っていた事態びっくりしました。
このスカーフは、私がありがたく使用させてもらっています💕
35×150cmの少し厚めの綿素材で、今からちょうど役にたつ時期になります。

ちょっと着物柄


そういえば、前にとても気に入っていた大判のスカーフがありました。
エスニック柄で、大きく四角くて、三角に畳んで肩から掛けるとちょっとの寒さでも防寒してくれて秋から冬にかけて重宝していました。

こんな感じのスカーフでした

息子が受験で東京に上京した時、周りの先輩ママ友から、東京では、早めにアパートを探す方がいいとの助言で、息子と一緒に上京しました。

予約していたホテルに向かう時、駅から坂道が続いていて、スーツケースを引いていたのですが、冬だったのに暑くなり、スカーフを取ってスーツケースに引っ掛けて坂道を登りました。

ホテルに着いて、ふとスーツケースを見ると、スカーフがありません。
チェックインもまだ済ませていなかったのですが、息子を置いて駅まで戻ってみました。
何人もすれ違っていなく、賑やかな道でも無く、駅まで500m程の距離だったのですが、スカーフは何処にもありませんでした💧
あまりのショックに、肩を落としていたのですが、受験前の息子に、
「スカーフを落とした」なんて言えず、
何も無かったかの様な顔で、
「落としたと思っていたら、財布に入れていた。良かったね!」などと嘘を言ってチケットか何かを落としたかな?というフリをしました。

受験は、無事に終わり、合格したので良かったのですが、それからは落とし物にとても慎重になりました。

それで、物も“一期一会”だと考える様になりました。
失ったスカーフは、誰かが拾って持って帰ったのかもしれません。
新しい持ち主が、スカーフを使ってくれる事を願いました。

昔、高校1年生の頃、学校帰りの雨上がりのバスに乗って帰るも、バスに傘を忘れてしまいました。
終点まで三つしか、バス停が無いので、急いで終点に電話を入れましたが、傘はありませんでした💧
それから、一年経った頃、学校で放課後何気なく1年生の教室に行った時、傘立てに刺さっている懐かしい傘が、、、、
(我が校は、各教室の前に傘立てがありました。)
よく見ると、私が作った傷が付いています。
懐かしく、思わずそのまま持って帰りました。
そして、また元の持ち主に帰った傘は随分我が家で活躍しました。
ただ、学校へは持って行けませんでしたけど❗️

特徴ある傘でしたから、欲しいと思ったのかも、、、と、思います。
私が傘を持ち去った後、その子は、傘立てから傘が無くなっていて、どう思ったのでしょう。
そのことの方が気になりました。



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