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「海に眠るダイヤモンド」を観て思う

「海に眠るダイヤモンド」のドラマが終わってしまいましたね。
同じ九州で、炭鉱夫だった叔父もいたので
感慨深く観ていました。

端島(軍艦島)は、大学生の夏休み、今から40年以上も前に、長崎から見た事があります。
友達みんなで、海水浴に“野母崎”へ行った時です。
その頃はもう、端島も閉山していたので無人島で、でも、軍艦の形に見える事が有名だったので、みんなと「あれが軍艦島だね」と話したことを覚えています。
そんな小さな島の生活は、社宅に住んでいた私には、馴染み深い感じもありました。

かつての軍艦島
ドラマでよく再現されていました。

ドラマでは、少しずつのすれ違いや運命で、誰もが人生が変わっていった姿を表していました。
もし、あの時、違うことをしていたら、、、
という事は、誰にでもある事だと思います。
実際、歳をとった私なんか、何度もあの時、、、があって、いくつもの選択肢があった事でしょう。
歳を取るって、そういう場面が沢山できる事なのだと思います。

よく、
「時間を戻す事ができれば、いつに⁉️」という話はありますが、失敗した事や、悲しかった事、後悔した事、必ず誰もが持っていると思うのです。
ですから、「いつ」なんてもの選びきれません。
ドラマの中でも、朝子さんが選んだ道で、今の生活、家族があると思えば、間違いでは無かった事になると思うのです。 

鉄平の家から
コスモスと軍艦島が見えるシーン


私も、何度もあの時の選択を間違えたのではないかと考える事がありましたけれど、息子や娘の事を考え、この子達に巡り会えた事に、この選択に間違いはなかった❗️
と、思えてくるのです。

そう考えると、誰もが人生の選択を間違えていない事がわかる。
悪いことも、良いことも含めて人生なんだなと思える。そんなドラマでした。

久々にいいドラマを観た気分になりました。

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