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朝倉文夫記念館

東京日暮里駅の近くの谷中に「朝倉彫塑館」という『朝倉文夫』がかつて住んでいた家を美術館にしているところがあります。
しかし、私は行った事がありません。
『朝倉文夫』とは、皆さんが知っているところでは「大隈重信」の像だと思います。
早稲田大学の真ん中にドーンと立っている像の作者です。

国会議事堂にもあります。


その『朝倉文夫』は大分出身で、大分にも彼の美術館があります。
そこに行ってみました。

山の中です。


すごい山の中です。
大分市から山道の442号線で向かうとそれはもう大変な道で、離合も出来ないくらいに細くて、クネクネとした道を進まなければなりませんでした。
後で知ったのですが、国道10号線から57号線に入る道だとまぁ良い道だそうです。

着いた美術館はとても綺麗に整備され、
でも、周りには何も無く、四季の草花は綺麗だろうなという公園になっています。
入場料は¥500で、中に入ると、静かにゆっくり作品鑑賞ができます。
有名な作品もあり、とても満足できる美術館です。
“東洋のロダン”とも言われた『朝倉文夫』ですが、ロダンと同じ、「彫塑」という像を作っていました。
「彫塑」というのは粘土などで像を作り、それを元に型を起こしブロンズ(青銅)を流し込んで作るものです。
ですから、何体か同じ型で作れます。
『朝倉文夫』で一番有名な作品で、「墓守」というのがあります。

国の重要文化財に指定されています。

あと、「滝廉太郎」の像が有名です。

滝廉太郎像

この記念館は、『朝倉文夫』の初期の頃の「猫」を主に展示しています。
猫好きなら喜んでしまいそうな程、「猫」だらけです。

初めての作品と言われています。
猫だらけの部屋
もちろん、他の像もあります。


因みに、外には、木製の寝転び招き猫というでっかい像があります。

寝転び招き猫

今度は、東京の「朝倉彫塑館」に行ってみたいです。

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