大学の体育授業
大学生なのに、体育が必須授業でした。
まぁ、教師になる人もいたけれど、中学の教員免許しか取れず、まして、芸術大。
免許がなくても、教える事はできる訳で、クラスでも教員になったのは二人しかいなかったと記憶しています。
なのに、必須の体育授業。
選択でも良いと思えたのですが、、、、
というのも、その体育が大変ハードだったのです。
教師は、おじいさん先生で、初の授業では、「軍人体操」なるものを教えたのです。
左手右手、左足右足、別々に動かす体操でした。テストまでありました。
そういえば、その頃CMで子供達が踊っていたのが似ています。
そんな戦後もう何十年も経っているのに「軍人体操」を教えるおじいちゃん先生は、女子がほとんどの学校で、逆立ちをしたまま腕立て伏せをさせたり(これは出来ない‼️2人1組で、やっていたけど、支える人が全力で相手の足首を支えて、体重を持ち上げてあげないといけなくて、ムリでした。)、組体操をさせたり、二人背中合わせの屈伸で、無理だと言っても、潰すように屈伸させたりと無茶難題を言ってくる先生でした。
特に美術なんてしている面々は、身体が凄く硬い人ばかりでしたから。
バレーボール大会も、大学であり、サークルでバレーボール部にいた友達が二人もいたので、
とてもバレーボールの強いクラスではありました。
私はサーブが得意で、点数稼ぎもできたからか
成績も良く『優』を付けてもらえました。
ある時、陸上の体力テストがありました。
50m走、シャトルラン、反復横跳びなどでした。
すると、運動オンチだった私が、中々いけているのです。
50m走でもすごく遅かったのに、速い方になっています。
そう、女子は、大人になってくると、身体が重くなり、運動が出来なくなってくるのです。
決して、私の運動能力が上がった訳ではなかったようです💧
私は、高校生から身体があまり変わっていなかっただけだったのです。
その後、勘違いして、体力に妙に自信をもった私は、大分中を飛び回る「スタイリスト」になるのです。
ふふっ♪