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大分の実家問題

去年の暮れの事、
実家で、父と母の法事をしに空き家になっている実家に戻った時の話です。

去年の秋、突然手紙が届きました。
大分の不動産屋さんからでした。
大分の不動産屋は、時折り空き家になってる我が家を見つけては、法務局で持ち主である私の住所を調べては、手紙を送ってきます。
法務局に行って調べると、誰でも誰の持ち物かわかるんですね!
住所まで調べられるのは困りものです❗️

秋に来た手紙は他のと違って、我が家の斜め前に住んでいる方のお子さん(住んでる方が母の友達で、そのお子さんとは私と年齢があまり変わらない方です)が、定年後、お母さんの近くに引っ越したいと思っていた時、我が家が空き家なのを知って、不動産屋を通して連絡してきたのでした。
売って欲しいとの事でしたが、まだ売却には考えが至って無くて、その旨をお伝えしました。
法事の事もありますが、お墓問題もあり、家を処分すると、大分に行く用事が無くなりそうで、悩んでいるからです。

我が家の裏に住む70代のご夫婦は、事あるごとに、溝掃除をついでにしてくれたり、塀から出ている草を刈ってくれたり、大きな郵便物(チラシなど)を処分してくれたりとお世話になっているお宅ではあるのですが、代わりに、お子さん達がやってきた時、我が家の駐車場をお貸ししています。
また、我が家の斜め前の「◯籐さん」の息子さんもたまに来る時、車が大きくて駐車場に入らないので貸して欲しいと言うので、その方にも空いている時は、ご利用くださいと言っていました。

そして、法事で、お坊さんがみえてお経をあげていただいている時に「◯籐さん」のおばあさんがみえて、
「我が家を今度建て替えたいので、その間、家を貸してもらえないか」と言って来ました。
我が家は、空き家ですが家財道具もそのままで、実家に帰っても生活できるようにしてあります。そこを貸してくれとはちょっと無理だと伝えました。
今、法事の最中ですのでと断ったのですが、なかなか話は終わらず、
「ちょっとの間で良いので、借りたいと息子が言うので」と言うのです。
家財道具もあるし、鍵を貸すのも抵抗がある事をなん度も言ってやっと帰ってもらいました。

今度は家を貸してくれと言い出したのか、、、とちょっと図々しさにうんざりしていました。

それから次の日、ピンポンが鳴り、出てみると
「斜め前の、◯籐です」と、おばあさんとその息子が現れました。
『えー!まだ諦めて無いの?』と思っていたら
菓子折りを持ってきて、
「息子が来た時に駐車場をお借りしてすいません」と言うのです。
良く見ると、おばあさんが違うような、、、
いや、年恰好は似ているけど、違う!
とわかった途端、
「いえいえ、空いている時はいつでもご利用下さい」と言っていました。

家の中に戻り、住宅の地図を探して見ると、
同じ「◯籐さん」が2件あるではないですか⁉️
なんと2件は隣の隣と同じ並びに住んでいます。
紛らわしいです💧

大分は、「◯籐」とつく名前が凄く多いんです。
佐藤、後藤、首藤、工藤、衛藤、伊藤、加藤、江藤、安藤、、、
大分で多い苗字30位の中にこんなに入ってます💦

それにしても、我が家の空き家は目立つみたいですね、、、

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