「ダンとび」と「ボール遊び」
小学生の頃住んでいた地域では、ゴムとびの事を『ダンとび』と言っていました。
2本で歌に合わせて遊ぶ地域もあるみたいですが、私たちの地域では、1本で、両端に立っている人の足のすね、ひざ、気をつけ、腰、胸、肩、耳、頭、頭一(手の親指と小指を伸ばした長さ)万歳、と高さを変えていき、下からみんなが飛んでいくというものでした。
飛び方も、男とび(前向きで足を上げて引っ掛けた後飛ぶ方法)女とび(後ろ向きで足の甲の部分に引っ掛けて飛ぶ方法)などがあり、高くなると、側転や逆立ちで飛んだりしていました。
飛べない人が、脇のゴムを握る係で、運痴で、チビの私はしょっちゅうゴムを握る係でした。
もちろん、ゴムを握る係で相手側に、背の高い子がなると斜めにゴムがなります。
すると、自然に低い方で飛ぼうとするので、背の低い私は、よく飛んでる人から蹴飛ばされていました。
実に割の合わない遊びでした。
小学5年生ごろ、小さな直径8cmくらいのゴムボールでの遊びが流行りました。
地面に自分の穴を掘って、離れたところから鬼が、ボールを転がし、入った穴の主が、そのボールで、逃げる子を狙って投げるのです。
当たれば、その子が鬼です。
一時期みんなハマって、下校した後、再び学校に戻ってそのゲームを楽しみました。
次の日学校に行くと、校庭に沢山、穴が空いていました。
6年になると、そのボールで、「まりつき」が流行りました。
歌があり、それに沿って、レベル1から徐々に難しい技にチャレンジするのです。
レベル10までできれば、おさらいといって、レベル1から、10まで続けてのチャレンジをします。もう、女の子たちは夢中になって練習していました。
うろ覚えなんですが、その歌が意味不明で不思議な歌だったので、まだ覚えています。
多分、地域による歌なので、わかる人はそうそう居ないとは思いますが、とりあえず、記述しておきます。
と、なっていきます。
子供だったので、意味も考えないで遊んでいました。
「らんらん」「スイスイ」「きゃっきゃっ」のところで足をボールに内股潜りをさせたり後ろからボールを股くぐりさせたり技が、1つずつ決まっていて、「ホイッ❗️」の所で、股くぐりをさせて後ろでボールをつかむのです。
馬鹿みたいに必死で覚えて練習していました。
そういえば、遊ぶ時スカートの裾をぱんつに下から挟み込んで遊んでいましたね。
もちろん、スカートの下にはブルマを履いてましたけど、、、❗️
そんなのが楽しかった子供の頃です。