大学祭の思い出
大学に入ると、学園祭なるものがあります。
私の母校は春にありました。
学校に慣れてきた頃にあるのです。
そして、クラスで何か催し物を出さねばなりませんでした。
やっと慣れたクラスのみんなで話し合い、食べ物屋をしようという事になりましたが、何を作って売れば良いのかわかりません。
元手が安くて、売りやすくて、儲かるもの。
どこも同じことを考えます。
そうして、クラス“一致団結”仲良くなっていきました。
で、考えたのが、「アメリカンドッグ」
材料は、揚げ油、ホットケーキミックス、マスタードとケチャップ、そして、
「魚肉ソーセージ」
一番細い、直径2cm程のソーセージを半分に切り、竹串に刺して、ホットケーキミックスに付けて揚げるのです。
とても安い!
でも、これが美味しいのです。
程よく揚げると大きくもなって、食べ応えも出てきます。
元も安いので、安く販売もできて、誰もが買える商品になりました。
そうして、売れに売れまくり、打ち上げも楽しいものになりました。
他のクラスでも、今の学園祭と同じ様な物を売っていました。
子供達の学園祭を見て、変わらないなぁと感じたものです。
次の年、私個人で、一生懸命練習を重ねて針金(ワイヤー)のブローチを造り、売りました。
大学の頃から40年以上も経っているので、上の写真のように上手くはできなくなりましたが、当時は、かなりコンパクトに名前の針金ネームを作りました。
芸大っぽいでしょ!
売り上げは、、、そこそこでした。
友達には、自分で作った陶器を売っている子もいました。
私もコーヒーカップを売りつけられたのですが、程なくして、取っ手がポロッと取れてしまいました。
まだ、修行中ですものね。
それでも卒業後、彼女は窯元に就職して、陶芸家になりました。
針金のアクセサリー、今でも、作っている人いるんですね!ビックリ!
インターネット販売していますね。
当時は、夕方に街に繰り出すと、歩道の脇で、
ヒッピーの様なスタイルで、黒か赤のフェルトを敷いたテーブルの上に針金のアクセサリーを並べて売っている人がよくいました。
今もいるんでしょうか⁉︎
とても懐かしい事を思い出したものです。