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生活保護の相談行ってみたら真理を見つけた

ネットで分からないところを聞いてみるか~と思って軽~い気持ちで役所に飛び込んだんだけどめちゃくちゃ深刻に別室で対応してもらい申し訳なかった。世話になってる精神福祉課もそうだが少なくともうちの区役所ではネットニュースに流れるような冷酷な対応はされたことがなくありがたい。

当初は悩みすら見えてこなかったカウンセリングだが、続けてみるものでなんとなく俺の不満、コンプレックスが整理されてきた。
そのひとつが実家こどおばという現状で、ああ、俺は思ったより家を出たいんだな、と思った。家庭が欲しいんだ。俺の自立した生活が送れないから下りた障害年金と短時間パートでは絶妙に自立できない収入で、現実性のある選択肢って生活保護だなって思って相談、というか質問しにいった。

そこでついに私は真理を知った。

生活保護という制度は「それでも生きたい」という人のためにあるんだなって。現金も資産も底をついて、それでも人生を生き抜きたいと溺れて足掻いている人のために渡される一本のロープなんだなって。結婚もそう。他人と手を取り合ってでも荒波を泳いで渉りたい人のためのものなんだって。

そうまでして生きたいか?

(親が健康な場合、)老齢年金が下りるまでの約30年を6畳の子供部屋で暮らし続けられるか?あるいは同じ30年間を4万以内のワンルームを借り毎日365日洗濯して掃除して料理してバイト行って寝る生活を今ある貯蓄を使い果たして、そのあとは収入と生活保護でギリギリな暮らしを孤独死するまで続けられるか?

そうまでして見たい景色はあるか?

あるいは結婚のためだけにマッチングアプリに登録できるような"小綺麗"で"清潔感"のある写真を撮り自己PRして会うまでにこぎ着け、化粧をし姿勢を正し笑顔を作り他人の話に赤べこのように頷きながらほどほどに自分の話をして3回目のデートまで手繰り寄せる力は残ってるか?

残ってないよ。

もう残ってない。

やり直せる時期、通り越しちゃったもん。

ここ数ヶ月、急激に、精神年齢が成人に追いつきはじめた音がするんだよ。発達障害35歳限界説、当たってる。やっと目が覚めても、頭の靄が晴れてきても、その年齢になるともう遅いんだね。そういう仕組みなんだ。

私に渡されるロープは死ぬためのロープだ。

自殺防止手引の本に書いてあるんだけど、自殺直前の人って希死念慮を訴えないことが多いんだって。どうせ訴えても拒絶されるから、私も、もう言わないようにするよ。死にたい私を奥に隠すよ。

生き延びたい人は生活保護って選択肢を今は行使しなくても頭の片隅にいれておくとちょっとは安心です。役所やさしい!!!


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