読了『翻訳はめぐる』
皆様こんばんは。むつつきです。
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この本を読んでいてのっけからなんですが、翻訳本は結構苦手です。
なんと言うか翻訳した本にある独特な文が苦手なんですよね。
なんて思いながらこの本を読んでなる程!となったのが、今の翻訳は原作を重視していると言うくだり。
いや、当たり前じゃん?と言われそうですが、以外とそうでもない。
例えば青空文庫で翻訳本を見てみるとわかりやすいのですが、当時の日本人がわかりやすい様にと食べ物を身近なものに置き換えたり。
例クッキー→甘いせんべいとか
名前が日本人の名前になったり。
例アリス→みいちゃん 愛ちゃん等
後大まかに訳した上での創作だったり。
意訳が多かったんですよね。
それが面白くもあり、全然違うじゃん!みたいな感じとなったり色々でした。
でも、結構面白かったりしたんですよね。
それが原作をなるべく忠実にとなると、諄く感じたり、ギャグが通じなかったり。
注釈だらけの本も面倒で読みにくかったりもします。
翻訳の楽しさや大変さ、そして背景、歴史を感じさせるお仕事エッセイでした。
英語が読めないこちらとしてはとってもありがたいお仕事です。
でも、これからはまた意訳の翻訳が主流になっていくかもしれませんね。
この本を読みながらそう思いました。