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今日から、私も、カブ主に。


2022年のある日、私はカブ主になった。

株主ではない。カブ主。
世界に誇るホンダの名機、スーパーカブのオーナーである。

乗ったことがなくても、見たことはある。
見たことはなくても、聞いたことはある。

知名度でいえば、右に出る者はいないほどのご長寿バイクだ。

特別かっこいいわけでもなく、スピードも大して出せない。
だけれども、日本のどこにでもいて、これまた雰囲気がよく馴染むんだ。

路地裏でじっと出番を待つ
街を、畑を、主人と共に駆け回る

これまでも、いろんな街へ出かける度に、そのレトロな見た目と独特の音を見つけては、「今日も頑張るどこかのあいつ」のような感覚で、カメラに収めてきた。


そして、縁あって、今度は私もカブ主の一人となった。
次は自分が「駆る」番だ。

故障知らずで、怖いもの知らずな相棒と、
互いを労りあいながら、
たくさんの思い出を作りたい。


よろしくね、スーパーカブ。

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