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2025/01/29 応援される幸せと、応援する喜びと 〜ひとりじゃないから〜
2025/01/29
朝6時15分。リビングはすでに賑やかだ。
目覚めたばかり子どもたちは、それぞれの時間を楽しんでいる。
長女はハムスターを愛で、次女は不慣れな活字に苦戦しつつゾロリのお話しを音読してくれている。
私はキッチンに立ち、お弁当の準備をしていた。
「今日は洋風にしてみようかな?」
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そんな気分でおかずを詰めていると、何か忘れている気がする。何か違和感がある。
「……あっ、床のクイックルワイパー!」
そうだ、朝のルーティンの一つをすっかり忘れていた。
こんな風に、毎日同じことを繰り返しているようで、ちょっとした違いがある。
気分によって、流れが変わる日もある。
でも、それも含めて「日々実験!日々工夫!」と思うと、ちょっと楽しくなるのだから不思議。
「読む人」を意識して起こった変化
noteを始めてよかったこと。
それは「応援してくれる人がいる」という温かな実感。
自分のために書いていた日記をnoteとして公開するようになって、文章を書く習慣そのものは大きくは変わっていない。
けれど、大きな変化があった。
それは「読む人」を意識することで、気持ちの小さな動きをメモするようになったこと。
流していたはずの感情を、そっとすくい取るようになった。
今まで何気なく流していた日常の一瞬一瞬が、「記録する価値のある大切な時間」に思えてくるから不思議。
何気ない幸せを言葉として記録することで、日々の充実感は確実に増している。記録を読み返して、また「なんて幸せなことだろう」と、反芻できることも大きな収穫だと思う。
チアダンスから教わること
冬の練習場の窓から差し込む夕暮れの空のグラデーションはとても綺麗。練習に励む子どもたちを見ていると、『支え合うこと』の大切さを、すごく実感する。
チアダンスの練習も佳境に入り、来週末はいよいよ発表会。今日はいつもより子どもたちのスニーカーが弾んでいるように感じる。
感染症が心配されるこの季節に、チーム全員がそろって練習できたことに、まずは拍手を送りたい!
片隅には、見守る保護者たち。
小さい子連れで付き添う人もいれば、兄弟の送迎と行き来する人、仕事帰りに駆けつける人もいる。みんな事情は違うけれど、子どもたちを応援する気持ちは同じ。
けれど、ずっと付き添えない親子さんも多いのが現実。この場所で見守る保護者のひとりとして、私が決めていることがある。
それは、「声をかけやすい人でいること」
周りが「助けて!」「手伝って!」が言いやすい雰囲気の人でいること。
全員が同じ熱量で関われるわけじゃないけれど、「困ったときに助けを求めやすい雰囲気」があるだけで、安心感が生まれると信じている。
今日も起こっているけれど、ペットボトルの蓋が開けられない、水筒をこぼしてしまった、ポンポンが絡まってとれない!──そんな『ちょっと困った』は、なぜか保護者がいない時に限って起こる。
誰かに頼ること、助けを求めること。
それは決して「弱さ」や「失敗」じゃない。
保護者がいない状況で顔見知りの大人に助けを求めることは、子どもにとっては、とても、とても勇気のいることだと思うから。
せめていつでも声のかけやすい人でいて、頑張りたいことに安心して集中してほしいと思う。
娘たちのフォローはもちろんだけど、彼女たちのチームメイトのことも、同じくらい大切にしたい。
みんなが気持ちよく本番を迎えられますように。
「頑張る」だけじゃなくてね
チアの練習が終わり家に帰ると、ちょっとした楽しみが待っていた。
「ロールちゃんを買ってきたよ〜」
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水曜日、夫に帰宅途中で夜食を買ってきてもらっている。そして、今日はロールちゃんを買ってきてくれたようだ。
子どもたちは、ホイップクリームをたっぷり増し増しにして食べるのがお気に入り。
糖分やカロリーについてのあれやこれやが一瞬だけ頭を過ぎるのだけれど……
「おいしい〜!あー最高!!」
喜びを全面に頬張る顔を見ると、平日の終わりに小さな幸せを感じる。この時間を大切にしたいと思う。
何気ない日々のなかで、「これが楽しい!」「美味しい!」と思える瞬間。それの積み重なりが人生を幸せにするのではないでしょうか。
子どもたちが仲間と頑張る時間も大事だけれど、こうして家でリラックスする時間も、同じくらい大切。
頑張るばかりじゃなくて、「助けて」「手伝って」が言いやすい空気のなかで、みんながのびのびと過ごせたらいいな。
そんなことを思いながら、私もロールちゃんをひとくち。
「ママの分ね!」とクリーム増し増しにされたロールちゃんの甘さが染みる夜となりました。
おまけのお話し
〜次女の得意なこと〜
次女と保育補助先生との会話から、新たな一面を発見!カードゲームが得意だとは知らなかった!
七並べやスピードやカルタが得意らしい。
「今日はお外でたくさん走ったよ!」と嬉しそうに話してくれた。どうやら先生の走り方が「逃走中のハンターみたいでめちゃくちゃ面白かった〜」らしい。
こうして振り返ってみると、子どもたちは日々たくさんのことを吸収し、成長している。
そして私もまた、小さな発見を積み重ねながら、 「人生は日々実験だ!」 と楽しんでいるのかもしれない。
あなたにとっての「小さな実験」は何ですか?
日々のなかで、ちょっとした変化や新しい挑戦をしてみると、思わぬ発見があるかもしれません。
あなたの毎日に、小さな実験をひとつ加えてみませんか?
▼同じ水曜日の記録▼
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