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2025/02/17 マーブリングのように 〜日々のバランスを探して〜
2025/02/17
——6:20、少しずつ日の出の時間が早くなってきているのを感じる。リビングのカーテンを開けた次女が小走りでテーブルへ向かった。
折り紙を折る長女の手元を、次女がニコニコしながら眺めている。朝からせっせと作っているのは、ペアの上級生へのプレゼント。「本が好きだって言ってたから」と、しおりを丁寧に折る指先に、次女は見惚れているようだ。
今日は今年度最後の異年齢ペア交流会。
2年生の長女と4年生のお姉さんは、ドッジボールや警泥を楽しんだようだ。
「来年は誰とペアになるのかな?」
そんな期待とともに、次の学年へ進む準備が始まっている。早くもそんな季節だ。
マーブリングと
ちょっとしたハプニング
保育園へ迎えに行くと、私を見つけた次女はいつもに増して勢いよく走ってきた。
今日のマーブリング体験を大興奮で報告してくれる。小さな実験のように、試して、発見して、楽しむ時間だったようだ。
青、黄色、赤、オレンジ、緑。
「全部の色を混ぜたら黒くなっちゃったの!でも、少しずつにしてみたらベージュになった!」と大興奮。
その途中、お友達が絵の具を床にこぼし、何人かの上履きに飛び散る大事件が起きたという。「上履き大事件だった!」と一生懸命に話す様子に、思わず笑みがこぼれる。
「でもさ、可愛くできたから楽しかった!」
そう言って笑う次女の、ハプニングも笑いに変えてしまう柔軟さに、思わずほっこり。私も、そんなふうに笑いに変えられたらいいなと思う。
力の入れ方と抜き方のバランス
私自身、久しぶりにお習字を真剣にやってみたくなっている。でも、日々のタスクをこなしていると、なかなか一歩が出ない。「時間が足りないなぁ」と、つい思ってしまう。
けれど、本当に時間がないのか?
それとも、「やる」と決めきれていないだけなのか?
時間は有限だからこそ、上手にバランスをとりたい。力を入れるべきところと、抜くべきところを、もっと上手に。
そんなことを考えていたら、実家から毛蟹とタラバが届いた。発泡スチロールのフタを開けると、ぎっしりと詰まった蟹たち。家中に広がる、磯の香り。
小さな殻の中にびっしり詰まった身を子どもたちの為にひたすら剥いた。
「無限に食べられる!」と大喜びの子どもたち。
美味しいものって、どうしてこんなに幸せな気持ちにしてくれるんだろう。
やりたいことも、楽しむ時間も、「無限にあったらいいのに」と思うけれど。そんな訳もなく、限りがあるからこそ、一つひとつを大切にできるのかもしれないと思い直す。
今日は子どもたちから、また大切なことを教えてもらった気がする。「次はどんな色になるかな?」そんな実験をするように、力の入れ方と抜き方のバランスを、私も少しずつ探していこう!
蟹を頬張る子どもたちの横顔と剥き終わった山盛りの蟹を眺めながら、そんなことを考えたのでした。
気分が乗らない日も残してます↓
今日も読んでくださってありがとうございす。
小さな気づきを大切にしながら、これからもゆるゆると綴っていきます。では、また!
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