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残酷すぎるアルジャーノン

学校や社会は
個性を愛せと言い聞かせながら
個性を殺す訓練させられる

存在するだけでいいと言いながら
常に他人と比べられる

障害者に対する
世間や家族の本音がリアル
「アルジャーノンに花束を」

知的障害者が
頭悪い、ウスノロとバカにされる

でも
とある実験で
急激に知能を得ると

パン屋をクビになり
学者たちは彼を
疎ましく思うようになる

公に言えなくても
これが真実

・劣った存在認定された障害者が
 その人より優位に立つと
 迫害や殺意を抱くほど憎くなる

・自分より下がいないと
 ヒトは生きていけない

・だれもが優れた存在でありたい


この作品では
胸をえぐるような内容がたくさん
・前歯折れるくらい殴る
・賭け勝負のネタ
・ネズミのアルジャーノンと同じ
 実験道具扱い

一番震えたのは
「母親の変化」

知的障害の男の子チャーリーを
お金払ってでも
他の人の同じように願う

この子なら
必ず成長できる

しかし
健常者の妹が生まれると
「あーいう兄がいると
 この子に悪い影響与えるから
 養護施設に入れましょう」

ただ母親の
「何か正解かわからない」

これが
もっともしっくりくるフレーズ
どうすればいい?



思い出したのは
相棒7 最終回
相棒16  4話

どちらもサヴァン症候群がテーマ

7の及川光博さん

殺害ではないけど
崖から転落事故で骨折した
知的障害者を
家族の姉は救急車呼ばず
「ごめんね」と放置後死亡

16の反町隆史さん

急に知能を得た知的障害者から
「こんなのもわからない?」
バカにされたように言われ
元神童がブチ切れ殺害

兄は死んだ弟を
劣った存在であり続けてほしかった
そんな弟を面倒見る兄でいたかった


障害者も1人の人間と
言うけど

24時間365日100年時代
ずっと付き合うのは
言うほど簡単ではない

杉下右京さんでも
殺害するかもしれない

家族じゃないから
そう易々と言える


もちろん
ピアニスト辻井伸行さん
パラリンピアンは別

その方々を初めて知った時に
すごい人認定してますよね?

つまり
一番最初に
自分より上か下がを
無意識に判断していて

障害者でもスクールカーストでも
自分より下の人が
自分を超えると
無性に腹が立ってしまう

そんな
経験したこと
されたことありませんか?

わたしは
格下認定されてるって
440回はありました

障害者のリアルは
世界的ベストセラー
「アルジャーノンに花束を」
しかない

障害者のわたしも
やっぱり
上位にいたい

これがホンネ

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