木材を乾燥させる理由
どうも、小倉丈一郎です!
新潟県三条市出身、26歳
現在は奈良県宇陀市の森庄銘木産業で
樵(きこり)の仕事をしています。
新潟で林業家として独立するために
奈良へ移住して林業を学んでいます。
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【木材を乾燥させるとは?】
山に生えている木(立木)は水分を
多く含んでいます。
杉と桧の場合は木自体の約1.5倍の
水分を含みます。
木材に含まれる水分量を表す「含水率」
でいうと150%になります。
一般的に乾燥材に求められる基準は
含水率20%で、150%から20%まで含水率を
落としていく工程が乾燥作業です。
【乾燥させる理由】
木材は乾燥によって変形、収縮が起こり
曲がり、返り、割れが生じます。
もし生材(伐ったばかりの木)を建築に
使用した場合、後から自然に乾燥した際に
構造に歪みが起こる可能性が高くなります。
なので木材を使用する前には
必ず乾燥作業の工程が必要になります。
山からは以上でーす!
またあした!